私自身はこれまで会社員として働いていましたが、先日、晴れて独立しました。現在はウェブライティング業で生計を立てています。
独立直後は「ウェブライター として仕事ができるなんて!フリーランスってなんて最高なんだ!」と思っていました。ですが、だんだんとフリーランスのデメリットも見えてきたので、こちらにまとめてみたいと思います。悩みや幸せについて赤裸々に語ってみました。
生活スタイルやウェブライティングの勉強方法なども合わせてご紹介しているので、ウェブライター として稼いでみたい、フリーランスとして独立したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
フリーのウェブライター として独立してみて…悩みもあるし、幸せも感じる
フリーのウェブライター として独立して半年がたち、生活がガラリと変わりました。会社員とフリーランスは世界観がまるで違うように思います。最も大きな変化は、時間の制約がなくなり、精神的に自由になれたことです。非常にメリットがあると感じています。
ただ、フリーになったらまた別の悩みが出てきますし、この働き方が合わない人にとっては苦痛にも感じるかもしれないなと思います。
人の幸せを決める2つの要素
そもそも、働き方で日々の幸福度は変わるのでしょうか?この疑問については、日本の著名な作家、橘玲さんの著書『幸福の資本論』に答えが書かれてあります。この書籍によると、人の幸福感を上げるためには「いつどれだけ働くか」と「誰と働くか」を選べることが重要なのだそうです。
職業別の幸福度を調べると、多くの研究で、自営業と公務員の幸福度が高いことが知られています。
収入が少なくても、会社員より自営業の方が人生の満足度が高くなるのは、自分の好きなことをして自己実現できるからだけではありません。
時間(いつどれだけ働くか)お人間関係(誰と働くか)が選べれば、それだけで幸福感は大きく上がります。
引用元:幸福の資本論
多くの研究が示している通り、私自身、フリーランスとなり「誰と働くか」「いつ働くか」を選べるようになったことで、幸福度は格段に上がったと感じています。
起きる時間は自由だし、寝る時間も自由。仕事を終えれば後は自由時間。会社に行く必要がないので、人間関係的にも気持ちはかなりラクです。とは言え、この環境はある意味では毒にもなるとも感じています。メリットとデメリットとしてまとめてみました。
フリーウェブライター のメリットとデメリット
メリットがこちら。
- 旅行に行きやすい
- 満員電車で通勤しなくていい
- 自由な時間が増えた
- 人間関係のトラブルが減る
デメリットがこちら。
- 作業を淡々と進めることがむずかしい
- モチベーションの維持がむずかしい
- 生活リズムが乱れに乱れた
- 常に自己投資、勉強が必要
詳しくご紹介します。
フリーランスウェブライターのメリット
まずはメリットから。
旅行に行きやすい
私たちは共働き夫婦ですが、どちらも正社員として働いていた頃は、お互いの長期休みを合わせるのはとても難しかったです。ですが、どちらかがフリーだと話は変わります。
私がフリーになって以降は、旦那さんのスケジュールに合わせることができました。これまで香川旅行、四国の夏フェス、佐賀の温泉、鎌倉など、いろんなところに行き、旅行を楽しんでいます。
フリーで仕事をすると、納期をクライアント様ときちんと話し合って相談していれば、自分の好きなように予定を調整できます。本当にありがたい話です。
満員電車で通勤しなくていい
満員電車は、人に多大なストレスを与えています。とある調査によると、なんとラッシュの満員電車に乗っている人のストレスは、戦闘機のパイロットよりも強いということがわかったそうです。
新たに公表された調査結果によると、帰宅途中でラッシュに巻き込まれた人は驚くほど強いストレスを感じるという。
BBCが11月30日に報じたところによると、この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
この調査を行った心理学者のDavid Lewisは、125人の通勤者の心拍数および血圧と、トレーニング中のパイロットや警官のそれとを比較した。その結果、通勤者の感じる不安は状況をコントロールできないためにいっそう悪化することがわかった、と同氏は述べている。
基本的には在宅でパソコン1台で仕事を行うため、出勤、帰宅ラッシュに巻き込まれることは、ほぼありません。私自身は、満員電車が本当に苦手で、これが原因で朝の出勤が本当に憂鬱だったので、満員電車に乗らなくて良い、というだけでフリーになった甲斐があったと思っています。
自由な時間が増えた
フリーランスになった今は、通勤のために費やしていた時間がなくなったのでかなりゆとりができました。ドアtoドアで約1時間くらいかけて通勤していたため、毎日2時間を通勤に費やしていたことになります。月で換算すると44時間です。なんと約2日分です。
在宅で仕事をすれば、通勤時間分を自由に使うことができます。家でまったりしたり、好きな趣味をしたり、気になっていた本を読んだり、お風呂にゆっくり浸かったり…。自由に時間を使えることは非常に贅沢な話ですよね。
人間関係のトラブルが減る
フリーランスになることのメリットに「人間関係が楽になる」というものがあります。私自身はフリーになってからは人間関係で悩むことはほぼなくなりました。
もちろん、仕事をする以上何かしらの人間関係は発生するのですが、毎日頭を悩ませたり、会社に行くのが憂鬱になったりといった困りごとが大幅に減ったことは確かです。職場の人間関係や雰囲気に悩みがち、という人にとっては大きなメリットになるはずです。
関連:捨てるべき人間関係の見極め方〜メンタリストDaiGo〜文字起こし
フリーランスウェブライターのデメリット
次はデメリットについて。
モチベーションの維持がむずかしい
会社員であれば、どんなにやる気がなくても、会社に行けば仕事があるのでやるしかありません。朝起きた時は憂鬱でも、会社に到着し、山積みの仕事に黙々と向き合っていたら、気づけば1日が終わっている、ということもよくありました。
しかし、通勤がなくなったためにオンオフがなかなか切り替えられませんでした。何と言っても極論、1日中仕事をしなくても誰にも怒られません。しかし当然、進捗が後ろ倒しになれば自分が困りますし、クライアントさんにも迷惑がかかります。
私の場合、パソコンの前に座ってはみたものの、どうしても手が動かないというときはしばしばありました。そういうときは、思い切って仕事を中断して、リフレッシュするなどして対策を講じていました。フリーで仕事をするのであれば、自分なりの対策を見つけることは必須だと思います。
作業を淡々と進めることがむずかしい
自宅で仕事をしていると、スマホを触ってしまうし、動画を見てしまうんですよね。切り替えが非常に重要ですし、自分を律することがこんなにも難しいのかと痛感しました。家には誘惑も多いので、仕事に集中できる環境づくりが必要だと思います。
余談ですが、人間は狭い部屋だと集中力が上がるらしいので、仕事をする時は広いリビングなどではなく、小部屋に移動すると良いかもしれません。
生活リズムが乱れに乱れた
会社員だった頃は、始業時間に遅刻してないけないという思いがあるので、眠気を振り切って起きていました。私自身は朝がめちゃくちゃ弱くて、完全な夜型人間なので朝9時出勤は本当にきつかったです。
しかし今は朝起きなくても誰にも怒られないので、ついつい遅起きに…。夜通し作業することも多く、規則正しい生活はどこかへ…。
ただ、これについては早急に対策が必要、というわけではないと思っています。クライアントさんとのやり取りは基本的にメールやチャットワークですし(電話や会議は事前にアポがあります)、納品の期日が間に合っていれば、どんなに生活リズムが乱れていようと仕事に支障があるわけではないからです。
ひとまずは旦那さんに迷惑をかけない範囲で好きに生活してみようと思っています。
自己投資は必須!常に勉強が必要
ここは結構盲点かなと思う点です。会社員だと研修制度があったり、同僚が資格を取ったという話を小耳に挟んだりと刺激がありますよね。
しかし、フリーランスになると、誰も教育してくれないですし、情報が勝手に入ってくるわけでもありません。だから、自分から学びにいき、情報を取りにいく必要があります。常に新しい情報や技術を勉強していかないと市場においていかれるというプレッシャーがあります。本を購入したり、セミナーに参加したりと、ある程度の自己投資が必要だと思います。
フリーランスウェブライターの勉強方法は?本でインプット、ブログでアウトプット
では、フリーランスのウェブライターが、普段どのように勉強しているのか?という話をしてみたいと思います。基本的に私自身は本でインプットし、ブログで実践しアウトプットするという方法で勉強しています。
在宅仕事はメリットもデメリットもあり
メリット・デメリットやスケジュールをご紹介しました。フリーランスという働き方は、非常に自由度が高く、とても気楽です。
気になる方は、クラウドソーシングなどでライティングを始めてみてはいかがでしょう?
肌に合うようであれば、フリーランスとしての働き方を考えてみても良いと思います。クラウドソーシングサイトは色々ありますが、おすすめはこちらの3社。
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私自身は、上記のうちの1つ「クラウドワークス」でライティングを初めて、2ヶ月後に収入が10万円を超えました。ちょっとやってみようかなと思った方は、ぜひ登録してみてください▼
以上、ウェブライター の生活についてご紹介しました!参考になれば嬉しいです。