初心者Webライターのための「源泉徴収」事情解説

こんにちは、フリーランス1年目の里佳です。

こちらをご覧のみなさん、税金関連に苦労してはいませんか?

会社員であれば税金関係はぜんぶ会社が処理してくれるので、自分でやることはほとんどありません。添付書類を提出するくらいでしょうか。

しかし、フリーで活動するようになると、請求書の作成・送付や確定申告などを自分一人でやらなければいけません。(今考えればどれだけありがたかったか…!)

とくに源泉徴収についてはややこしいことも多いですよね。

今回はWebライターが知っておきたい源泉徴収についてご紹介します。

そもそも源泉徴収とは?

まずはそもそも源泉徴収とは何か?についておさらいしておきましょう。

源泉徴収とは、

あなた(受注者)が国に納めるべき税金を、発注者が代わりに徴収しておいてね!

という制度です。

源泉とは「ものごとの源」、徴収とは「税金などを取り立てること」という意味です。

源泉徴収とは「お金の源流で先に税金を取っておきますね!」という意味だと考えていただけたらと思います。

つまり、源泉徴収は発注者の義務

発注者は、受注者が支払うべき税金をはじめに差し引いておく義務があるのです。

源泉徴収とは、

発注者(報酬を払う人)が【受注者が納めるべき税金】を最初から引いておいて国に納めてね

という決まりです。

ここを理解しておくとスムーズだと思います。

ポイント
源泉徴収は発注者さんがやることなので、ライターは特にやることはありません。




ライターの原稿料はすべて源泉徴収されます

源泉徴収は、基本すべての取引で行われます。私たちが執筆する原稿料も同様です。

この点に関して国税庁のサイトに、税に関する情報が説明されています。

作家に原稿料を支払うときや大学教授などに講演料を支払うときは、報酬・料金等として所得税及び復興特別所得税を源泉徴収しなければなりません。

原稿料や講演料などから源泉徴収した所得税及び復興特別所得税の額は、支払った月の翌月10日までに納めなければなりません。

引用:源泉所得税 No.2795 原稿料や講演料等を支払ったとき

ポイントは2つ。

  • ライターが執筆する原稿料は源泉徴収の対象
  • 発注者は源泉徴収した税金を国に納める

ライターが執筆する原稿は、すべて源泉徴収の対象です。

原稿を書いたら源泉徴収した額を請求しましょう。

そして会社側(発注者)は、支払う報酬から税金を源泉徴収し、それを翌月10日までに国に納めなければいけません。

源泉徴収の額は10.21%

源泉徴収の額は、10.21%です(報酬が100万円以下の場合)。

1万円の記事を執筆し納品したら、

1,021円を納めるべき税として源泉徴収します。

さらに、消費税がかかってきます。税込か税抜きかによって計算方法が変わるのですが、少し複雑なので計算サイトを使うと便利です

>>原稿料や講演料等の源泉徴収税を計算

  1. 支払額を入力
  2. 税込か税抜きかを選択
  3. 計算ボタンを押す

これだけで、

  • 消費税
  • 源泉徴収額
  • 手取り(振込額)

を自動で計算してくれます。もしよければ使ってみてください。

ポイント
消費税込みか、抜きかについてはクライアント様との打ち合わせと業務契約書で確認してください。




年末年始に「源泉徴収票」が送られてきます

年末年始ごろになると、会社側から「源泉徴収票(支払調書)」が送られてきます。

それを元に、確定申告を行いましょう。

源泉徴収で先に引かれる税金は一律10.21%であり、「税金ってだいたいこのくらいの額だよね」というざっくりとした額になっています。

実際には、扶養家族の有無や年収などにより、微妙に納めるべき税金の額は異なります。

そのため年の終わりに納めるべき税金をしっかり計算してみると、実際に納めるべき税額が多かったり少なかったりします。

その過不足分を自己申告して納めるのが確定申告です。

もしかしたら、納めた税金が返ってくるかもしれませんので、しっかり行ってくださいね。

おすすめ
私はオンライン会計サイトのMFクラウドを使って、日頃の帳簿をつけたり確定申告をしたりしています。

確定申告には数日〜数週間かかる人もいると聞きますが、私の場合今年は4時間ほどで終了しました。

青色申告しており65万円の控除も受けられるので、還付金も受けられました。

「青色申告」「確定申告」するならMFクラウドを見てみてください。

マネーフォワードクラウド【確定申告の青色申告】へのリンク

追記)その後法人にしたのですが、その作業もMFクラウドを利用しました。今のところ税理士さんにはお世話になることなく、会計処理は自分で行なっています。




Q、源泉徴収されていないんだけど…

企業によっては源泉徴収をしていないところがあります。

源泉徴収は企業側の義務であり、源泉徴収されていなくても、ライター側でちゃんと確定申告すれば問題ないはずです。

ただ、原則的にライターの原稿料は源泉徴収の対象ですし、支払の翌月に企業は源泉徴収額を国に納めなければいけません。

後々トラブルにならないように、取引前に源泉徴収についてしっかり話し合っておいた方が良いでしょう。

Q、源泉徴収票が送られてこないのだけど…

どれだけ少額でも源泉徴収していれば、源泉徴収票は送付されます。

ただ、届いた書類を紛失していたり、企業側が送っていなかったりすることも稀にあります。

いずれにせよ、確定申告までに間に合わせる必要があるので、気づいたらすぐに連絡しましょう。

1月いっぱいまで待ってみて、それでも届かないようであれば連絡してみましょう。

  • 取引した月日
  • 取引した内容
  • 請求額の総額

などを連絡して、確実に取引があり源泉徴収されていることを伝えてください。

連絡後、遅くとも1週間以内には送付してくれるはずです。




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里佳
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