「一人が好き」
「一人だとリラックスできる、落ち着ける」
そんな人に向いている仕事はあるのでしょうか?
今回は、一人好きがその能力を発揮できる仕事について考察してみます。
もし「今の働き方がなんか合わないなぁ」と思っているのであれば、こちらを読んでみてください。この記事が、読んでいる方のお役にたてば嬉しいです。
目次
一人好きとは?3つの特徴
そもそも一人好きな人とはどういう人なのでしょうか?
心理コーディネーターの織田隼人さんによると、一人好きな人の特徴は以下の通りだそうです。
大勢での会話が苦手
人といると気を遣う性格
やりたいことがはっきりしている
引用元:「一人が好き」な男性の心理とは? 特徴と恋愛傾向
どうでしょう?わかる〜という感じでしょうか?
一人が好きで落ち着く、というタイプの人は創作活動が好きな人が多く、大勢の会話は苦手と思う傾向が強いようです。
自分のやりたいことがはっきりしており、こだわりや考えもあるのですが、人と同じ空間にいると気を遣う性格なのだそう。
もしかすると「一人が好き」という人は、他の誰かと一緒にいるときは周りを優先して合わせてしまっているのかもしれません。
そうであれば、一人でいる方が気楽・心地よい、というのも頷けますよね。
じつはあの人も?「一人が好き」な人は意外と多い
私自身は一人が好きな人間なのですが、その昔このことをネットでちょっとつぶやいてみたところ、「私も(僕も)です」と共感の声をいただきました。賛同してくださった方の中にはセミナーの講師をされているような方もいらっしゃいましたね。
セミナー講師なんて、大勢でいることが好きな人がやるものだと思っていたのでこれには驚きました。かくいう私も昔は接客業をやっていたんですが、人と話すこと自体は好きだけど一人でコーヒー飲んで読書したり映画を見たりする時間も大好きなので、そういうものなのかもしれないです。
ということで、みなさんもそうですが、みなさんの周りにも「隠れ一人好き」は意外と多いのかも?ですね。あえて言葉にしなくても一人が好きな人は多いのかもしれません。
一人好きに向いている仕事とは?ポイントは「没頭」「創造」「自己決定権」
では、一人好きに向いている仕事とはどんなものなのでしょう?
色々と書籍を読んで考えてみたのですが、ポイントは以下の3つだと思います。
- 作業に没頭できる環境
- 想像性、クリエイティビティ
- 自己決定権
1、作業に没頭できる環境
これまで見てきたように、一人好きな人って、人といると気を遣う、また大勢での会話が苦手、という人が多いと思います。それなら、できるだけ自分の世界に没頭できた方が、リラックスできるのではないでしょうか?
最近読んだ本にはこのような記述がありました。
内向的な人の多くは、職場では静かに仕事したいと思っています。落ち着いた環境で、誰からも邪魔されず、深く集中し、完全なフロー状態になれるとき、最高の結果を残せるのです。
引用元:敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント
「内向的=一人好き」とするのは、少しずれるかもしれませんが、似通ったところはあるかなと思います。詳しくはこちらの本を読んでいただきたいのですが、内向的な人HSPと呼ばれる繊細で敏感な人たちがどうしたらラクに生きられるのか、ということが書かれています。
ちなみに、内向的と敏感な人(HSP)もちょっと異なるので、もし気になる人がいればぜひ読んでみてください。
こちらの本は購入するとソフトカバーで1650円ですがアマゾンプライム会員は無料で読めます。
私もアマゾンプライム会員なので、いつもようになんとなくKindleを読み漁っていたときに偶然出会いました。Amazonプライムで読める本や雑誌、漫画は、Kindle Unlimitedやその他のサービスに比べてラインナップが充実しているわけではないのですが、たまにこういう上質な本が無料で出ていたりします。笑
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先程も紹介した通り、書籍、雑誌、漫画のラインナップは他のサブスクに比べると劣ります。基本は配送料無料、翌日配送の恩恵を受けつつ、たまに出てくる無料の書籍を読み漁って良いものに出会えたらラッキーぐらいに考えると良いと思いますよ。
2、創造性、クリエイティビティ
話が逸れてしまいました。一人好きな人に必要な要素の2つ目は創造生、クリエイティビティかなと思います。
というのも、一人好きは、好奇心が旺盛で、常に頭の中で考え事をしているような人が多い気がします。あなたもそうではないですか?一見仕事には結びつかないように思えますが、そうした創造性は実際にはアイデアの源泉となります。
「創造生を仕事にする」というとアーティストなどを思い浮かべがちですが、クリエイティビティを発揮できる仕事は、例えば、法則性を見つける、業務効率化を図る、人が思いつかないような企画・アイデアを発想する、なども当てはまります。会社員としてもフリーランスとしても様々な場面で活躍できそうですよね。
3、自己決定権
そして最後に、3つ目のポイントは、自己決定権。
冒頭で紹介した一人好きな人の特徴の1つに「やりたいことがはっきりしている」とありました。きっとこちらをご覧のみなさんも「やり方は自由だよ、好きにして良いよ」と言われた方が力を抜いた状態で能力を発揮できるのではないでしょうか。
集団のルールや規則、指示などは、それが納得できないものだった場合、仕事をする上でかなりネックになると思います。ガチガチにマニュアルに従うのも窮屈そうですよね。ある程度、自由度や裁量権をもつ仕事が向いているはずです。
また、働く人や場所を自分で決めることができると、人の幸福度は上がるそうです。橘玲さんの著書「幸福の資本論」にそう書いてありました。(太字は筆者によるもの)
職業別の幸福度を調べると、多くの研究で、自営業と公務員の幸福度が高いことが知られています。
収入が少なくても、会社員より自営業の方が人生の満足度が高くなるのは、自分の好きなことをして自己実現できるからだけではありません。
時間(いつどれだけ働くか)と人間関係(誰と働くか)が選べれば、それだけで幸福感は大きく上がります。
引用:幸福の資本論
幸福に仕事をする上で、時間と人間関係を自己決定しコントロールできるかどうかは、非常に重要なファクターだと言えます。
ちなみにこちらの書籍の要約&深掘り記事も書いているので、もしよければそちらも合わせてご覧ください。
一人好きな人に向いているのは”手に職”系?
3つのポイントから、向いている職種を考察してみました。上記の3点を満たすような仕事をピックアップしてみます。
- ライター
- デザイナー
- 職人(陶芸、彫刻、伝統工芸など)
- ハンドメイド作家
- 農家
- セミナー講師
- コンサルティング
- ブログ、アフィリエイトサイト運営
- エンジニア
上記は、作業に没頭することができ、創造性があり、自己決定権があるものです。こうして挙げてみると、いずれも「手に職系」のお仕事ですね。
これらの職種であれば、自分の能力を発揮しつつ、生き生きと仕事ができるのではないかと考えています。
中でも始めやすいのはライティング業
ご紹介した中でも、もっとも気軽に始めやすいのはライティングだと思います。
私自身、ライター業は未経験からクラウドソーシングサイトを利用して始めました。そして今は、フリーランスとして仕事をさせていただいています。
一昔前はあまり知名度もなかったクラウドソーシングですが、最近はだいぶ有名になりましたよね。
豊富な案件から気軽にチャレンジできますし、敷居はうんと低いです。ちょっとやってみて、もし肌に合うのであれば本格的に始めてもいいかもしれません。
代表的な大手クラウドソーシングは複数ありますが、特に押さえておきたいのはこちらの2社です。
- クラウドワークス
- ランサーズ
中でも初心者、未経験者におすすめなのはクラウドワークス。案件が豊富で、システムもわかりすいです。私が最初に登録したのもクラウドワークスでした。登録は無料なので、もしよければもしよければ詳細を確認してみてください。まずはどんな案件があるのかを見てみるだけでも楽しいと思いますよ。

自分の特性を活かせる仕事を
チェスが得意な人にサッカーをさせたり、絵を描くのが上手な人にダンスをさせたりするよりも、それぞれが得意なことをやった方が良いと思いませんか?
もし今、「この仕事、なんか違う」と思っているのであれば、自分らしい生き方、働き方を模索してみるのも良いかもしれません。
この記事があなたの後押しになれば嬉しいです。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!どなたかのお役に立てたら幸いです。
また次の記事でお会いしましょう〜。
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