最近、外国からの観光客の流入が止まらないTOKYOです。
築地市場や豊洲市場なんて特に人気で、もう所狭しと観光客の姿が。そんな特需にあやかって、提供されるお食事の値段もどんどん釣り上がっています。
そんな中、変わらない親しみやすさを維持しているのが、地元民に愛される「足立市場」。マイナーで規模は大きくないのですが、価格は本当に良心的。インバウンド需要に沸く東京においては貴重な穴場なスポットです。
さて、そんな足立市場の名物とも言えるのが「とくだ屋」の海鮮丼。市場関係者御用達の「市場めし」をお得な値段で食べられます。
今回は、そんなとくだ屋さんの看板メニュー「特盛ごうか海鮮丼」を食してきたので、様子をレポします。
気になっている方のご参考になれば嬉しいです。それではいきましょう!
目次
足立市場(あだちしじょう)について
まずは足立市場についての基本情報をご紹介。
- 住所:〒120-0038 東京都足立区千住橋戸町50
- お問い合わせ:03-3879-2750
- アクセス:京成本線「千住大橋駅」1番出口より徒歩2分、東京メトロ他各線「北千住駅」1番出口より徒歩13
- 一般来場者:※一般来場者用の駐車場はありません。
- 営業時間:6:00頃~10:00頃
隅田川そばにある水産物専門の市場です。鮮魚や水産加工品がメインではありますが、ほかにもお野菜や果物、日用品、調味料なんかも卸値で売られています。
一般公開される「あだち市場の日」
足立市場は、普段から卸のプロたちで賑わっているのですが、じつは一般客にも公開される日があります。名付けて「あだち市場の日」。
奇数月の第二土曜日に開催されています。コロナ禍では一時中断されていましたが、今はもう復活しています。
私たちも先日行ってきたのですが、新鮮なお魚を丸ごと1匹買えたり、その場で巨大なマグロの解体ショーがあったりと、かなり楽しめます。
あだち市場の日の開催について、詳しくは営業カレンダーをご覧ください。
地元民に愛される食堂の1つ「とくだ屋」
足立市場には、いくつか食堂があるのですが、中でも有名なのが「とくだ屋」さんです。他のお店と比べても行列の長さが違いましたね。
なんでこんなに有名なのかというと、新鮮な魚介類をたっぷり使ったメニューが人気だからです。
とくだ屋のメニュー一覧
お刺身定食などもあります。マグロの希少部位丼などもあって、目移りしちゃいます。
お酒のつまみもあります。ビールが進みますね!
写真で見ることもできるので、イメージしやすいかと思います。せっかく来たなら、やっぱり特盛ごうか海鮮丼を食べていってほしいですね!
看板メニュー「特盛ごうか海鮮丼」をオーダー
今回は、特盛ごうか海鮮丼を注文しました。13品目の新鮮なお魚がたっぷり盛られて、お値段1800円(税込)です。いや、安すぎでしょ!とツッコみたくなる逸品。あったかいお味噌汁がまた美味しかった〜。
この日のネタは
- うに
- いくら
- 生えび
- かにのつめ
- 巻貝
- ぶり
- ホタルイカ
- ネギトロ
- シメサバ(コハダだったかも?)
- クジラ(たぶん)
- 卵焼き
- マグロ
- タイ
でした。
お味は?料金は豊洲の半値レベル!
新鮮だし、ネタの量がすごくて…!掘っても掘ってもそこが見えない感じでした。最高。
最後は、ご飯の量よりもネタが多くてネタの方が余りました。これまでの人生で美味しい海鮮丼はたくさん食べてきましたが、器に大量のネギトロが残っている状態はなかなかレアでした。ご飯とのバランス調整大事ですね。笑
お値段は、インバウンド需要に沸く豊洲や築地に比べておよそ半値です。同じものを豊洲で食べようとしたら、倍はするだろうなという感覚でした。いや、それ以上かな?
ちなみに2024年2月時点で、うに丼が2万円、ステーキ串が1万3千円、普通の海鮮丼が6000円ほどだそうです。あまりにも高すぎるので「インバウン丼」なんて言われています。呼び方。笑
参考:Yahooニュース「2万円越えうに丼も…築地市場の「インバウン丼」に日本人客“手出ず”も専門家は「胸を張れ!」」
食べる場所が変わるだけで、なんでこんなことになるんだろう。「経済」って感じですね。
待ち時間は1時間程度でした
この日は「あだち市場の日」で久々に開催された一般公開だったので、多くの一般客で賑わっていました。私たちが列に並び始めたのは10時ごろでしたが、着席できたのは11時過ぎ。
イベント日はだいたい、1時間程度は待つかなと思います。
海鮮丼なので提供スピードは早いだろうし、お客さんもすぐに食べ終わるだろうから回転は早いと思ったのですが、とくだ屋のメニューって量がすごくて食べ切るのに結構時間がかかるんですよね。ビールを一緒に頼むお客さんも多かったので、1組あたり20分〜30分くらいは見ておくといいと思います。
ファストチェーンのような回転率を期待していましたが、意外と1組あたりの滞在時間は長めです。
席数は15席程度だったので、その日の待ちの行列と合わせて考えていただくと、おおよその待ち時間は予想できるかと思います。
可能であれば、なんでもないド平日に行くとかなり空いていると思います!有給とってGOです!
足立市場を訪問する際の注意点。服装など
一般公開日に足立市場を訪問する際は、いくつか注意点があるのでご紹介しますね。
- 靴は安定感があって滑りにくいものを選ぶ
- 手荷物は最小限に、身軽にしておこう
- ペット同伴NG
- 魚(商品)に触れるのはNG
- SNSには投稿しないように(卸値なので)
市場内は、地面のコンクリートが水で濡れていて意外と凹凸があるので、つまづきやすくなっています。ヒールのある靴やサンダルなどは避けた方が無難です。汚れが気にならないような、靴底のグリップがしっかりしたスニーカーがおすすめ。丈の長いスカートもやめておきましょう。パンツスタイルがいいですよ。
また、混雑しますし、プロの方たちの邪魔にならないようにしたいので荷物は小ぶりなショルダーバックなどにまとめておきましょう。
それから、市場に置いてあるお魚たちは卸値で販売されているので、SNS、ネットなど不特定多数の人の目に触れる場所にはあげないようにしてください。注意点は以上です!
豪華な海鮮丼を堪能しよう
今回は、足立市場のとくだ屋さんのご紹介でした!
読んでるだけで、海鮮丼が食べたくなってきたのではないでしょうか?本当に、日本人のソウルフードですよね。定期的に食べたくなります。
ぜひ、足立市場に行ってみてくださいね。新鮮で美味しい海鮮丼を堪能してください♩
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう〜。
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