ゼロ・ポイント・フィールドとは?量子力学から見た驚くべき仮説をご紹介

みなさんこんにちは!

こちらをご覧の皆さんは非常に現実的な方が多いのかなと思うのですが、今回はあえてちょっと不思議な話をしてみたいと思います。

ゼロ・ポイント・フィールドと呼ばれる過去・現在・未来のあらゆる情報が存在するエネルギーの場についてです。

参考にするのは、量子力工学の博士であり多摩大学大学院名誉教授でもある田坂広志さんの書籍です。

「いやいやまさか」と思わず声が出そうになるような内容が盛り沢山だったので、もしよければ見てみてくださいね。

最初にお断り

最初にお断りしておくと、これからするお話はオカルトでもスピリチュアルでもなく、最先端科学に基づく仮説です。もちろん宗教でもなんでもありません。

もしかしたらエネルギーとか波動とか聞いて「ぶっ飛んでるな」と思うかもしれませんが、これが最先端科学の考察らしいです。

もしかしたら私たちが寿命をまっとうする頃には、これが常識となっているのかもしれない、今回はそんな不思議な話です。それではいきましょう。

参考書籍 田坂広志「運気を磨く〜心を浄化する三つの技法〜」

今回参考にする書籍はこちらです。誰もが口にしたことがあるだろう「運」について深く考察した本となっています。現代科学ではうまく解明できないものの、ほとんどの人が「運がいい」「運が悪い」という言葉を使いますよね。それは単なる錯覚なのか、それとも本当に「運」はあるのか、そして「運」は変えることができるのか、そんな話を展開されています。

著者は田坂広志さん。プロフィールはこちらです。

  • 1951年生まれ
  • 74年東京大学卒業
  • 81年同大学院修了
  • 工学博士(量子力工学)
  • デモクラシー2.0イニシアティブ 代表発起人
  • 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバル・アジェンダ・カウンシル メンバー
  • 世界賢人会議 ブダペスト・クラブ 日本代表
  • ニューイングランド複雑系研究所 ファカルティ
  • 米国ジャパンソサエティ 日米イノベーターズネットワーク メンバー
  • 日本総合研究所 フェロー
  • 元内閣官房参与

引用:田坂広志公式サイト

略歴だけ見ても世界的に活躍されている方なんだということが分かりますよね。じつは私自身は、こちらの書籍を読むまでは存じ上げていなかったのですが、書籍を読んでみて興味が湧きました。

量子力工学を専門としてきたような人が、これからお話するようなゼロ・ポイント・フィールド仮説を「検討に値する」と大真面目に捉えているのは、一般人からするとなんとも妙な気分ですが興味をそそられます。

前提条件について「波動とホログラム」

冒頭でチラッとお伝えしましたが、ゼロ・ポイント・フィールドとはあらゆる情報が集約された「場」のことです。

これだけ聞くと「なんのこと?」と思われることは必至なので、詳細を説明する前にまず前提条件を共有しておきましょう。以下の3つのポイントに絞ってお伝えしますね。

  • 波動とエネルギー
  • ホログラム
  • 時間は同時に存在している

それぞれ一つずつご紹介します。

前提条件1 この世界は波動とエネルギーの動きである

これは量子物理学が明らかにしたそうですが、私たちの目の前にある「物質」というものは、本来は存在しないそうです。

物質(私たちが個体だと思っているもの)の実態は、すべからくエネルギーであり、波動である。私たちの「質量が重い」「硬い」と感じる感覚は、私たちの錯覚にすぎない。これはこの宇宙で起こるすべてのことに当てはまる。

これが現在の最先端科学が解き明かしていることだそうです。

「実態がないなんてそんなの信じられない」という声が聞こえてきそうです。笑

私もそう思います。今私の目の前には、パソコンがあり、キーボードがあり、それを叩いている感触だってあります。皆さんの目の前にもスマホがありますよね?今それをスクロールしているし、その感触が確かにあると。しかしながら、量子力学の世界ではそれはただの錯覚だということです。

もし私のように「いやいやいや」と思われた方は「確率分布」「波動関数」などでググっていただくと色々情報が出てくるので、興味を持たれたら見てみてくださいね。

前提条件2 ホログラムは膨大な情報を記録できる

次にホログラムについて。ホログラムとは波動干渉を利用して情報を記録する技術です。小さな投影機から三次元の立体画像を浮かび上がらせることができます。こんなやつ↓のことですね。

こうしたホログラムを使えば、角砂糖ほどの大きさの媒体に、国立図書館の全蔵書の情報が収められるほど膨大な情報が記録できるそうです。

同じ理屈で、宇宙のすべての情報という天文学的な量の情報でさえもホログラムを使えば記録、保存ができるのではないか、と考えられているそうです。

前提条件3 時間(現在・過去・未来)は同時に存在している

そして3つ目が時間について。現代物理学の世界では過去、現在、未来は同時に存在しているものとされているそうです。

こう聞くと「時間が同時にって、つまり未来は確定しているってこと?」と思われるかもしれません。それに対する筆者の回答は、「可能性の未来がある」ということです。

つまり、あらゆる可能性の未来、あらゆる可能性の現在、あらゆる可能性の過去が、今この瞬間にすべてあるということです。

……書いてて意味がわからなくなってきました。笑

この説については私自身まだまだ勉強不足でここで簡単に説明できるほど理解が足りていないのですが、もし気になる人は「アインシュタイン 時空連続体」「ポール・デイヴィス タイムスケープ」などでググっていただきたいと思います。

ちなみにアインシュタインは「我々物理学者にとっては、過去、現在、未来というものは幻想なのです。それが、どれほど確固としたもののように見えても、幻想にすぎないのです」という言葉を残しているそうです。

私たちの日常感覚からはかけ離れた説ですが、こちらもゼロ・ポイント・フィールド仮説を考える上で欠かせない前提条件なのでこのまま進めます。

ゼロ・ポイント・フィールドとは?

では前提条件が揃ったところで、ここからは本題のゼロポイントフィールドについてお話しますね。まずは書籍から該当箇所を引用します。

「ゼロ・ポイント・フィールド」(Zero Point Field)とは、端的に言えば、この宇宙のすべての場所に偏在するエネルギー場のことであるが、この場に、宇宙の過去、現在、未来のすべての情報が記録されているという仮説である。

(そしてそれは)「波動」として「ホログラム的な構造」で記録されているという仮説が、現在、注目されているのである。

引用:参考書籍 田坂広志「運気を磨く〜心を浄化する三つの技法〜」

こちらを読んで、「はい?」となっている人も多いことと思います。「ちょっと何言ってるかわかんないっすね」(サンドウィッチマン)みたいな状態ですよね。笑

あらためて説明すると、

著者曰く、この宇宙のどこかにエネルギーの場があるらしい(それがどこにあるのか、いくつあるのかはわかっていません。いくつという概念も不適切なものなのかもしれません)。そしてその「場」には、宇宙のすべての情報(過去、現在、未来のあらゆる可能性と出来事)が記録、保存されている。どうやってそんな膨大な量の情報を「場」に留めて置けるのかと言えば、それはホログラム的な構造で波動として記録することで可能になる。この「場」をゼロ・ポイント・フィールドという。

ということらしいです。

まだまだしっくりこないと思うので、ゲームに例えてみるとわかりやすいかもしれません。

私たちがRGPなどのゲームをするとき、その世界ではありとあらゆるパターンが既に想定されていますよね。主人公が前に進んだら敵と出会う、右に進んだら町人に出会うなどです。誰に出会うのか、その人に話しかけるのか、あるいは通り過ぎるのかで、主人公の未来が変わってきます。

ゲームのクリエイターはあらかじめ、主人公が体験するだろうすべての可能性を想定しゲームとして完成させます。主人公は一瞬一瞬の行動の違いから、その後体験する未来が変わってきます。主人公にとってみれば、自分が歩んできた道は一本ですが、ゲームのクリエイターから見れば主人公が辿った道はあらゆる可能性のうちの1本にすぎません。主人公から見れば、一瞬先は未知の世界ですが、ゲームのクリエイターから見れば主人公が歩むであろうどの可能性の未来も知っているし、データとして存在します。

これが、ゼロ・ポイント・フィールドでいうところのすべての可能性が記録されている状態です。

著者は、こうしたゲームのような記録、情報の場が、この宇宙にもあるのではないか、という仮説を支持しているのです。私たちの人生ですらとあるゲームの1つのように、すべてのパターン、すべてのシミュレーションがもう既に存在しているのではないか、ということですね。

私たちはゼロ・ポイント・フィールドにアクセスできるらしい

そして著者曰く、ゼロ・ポイント・フィールドは誰もがアクセス可能なのだそうです。先程の例で言うと、ゲームの主人公がこのゲームのシナリオを見ちゃうことが可能と言うこと。シナリオを見てしまえるなんて、未来を予測できることとほぼ同義です。

そんなことがチート技のようなことが可能なのか?と思われるかもしれませんが、こちらも「量子脳理論」によって説明できるそうです。理論物理学者のロジャー・ベンローズと麻酔科医のスチュワート・ハメロフによって提唱された理論で、私たちの脳はおそらく量子的プロセスで働いており、それが意識やコミュニケーションに深く関わっているのではないか、という説です。

意識が量子的なプロセスで動くのであれば、同じく量子の波動・エネルギーの溜まり場であるゼロ・ポイント・フィールドにも繋がったり、行き来ができるんじゃないか、というのがこの説です。

ちなみにここで補足すると、現代の最新科学をもってしても私たちの意識(あるいは心)がなんなのかは明らかになっていないそうです。今は探求が進められていますが、今後量子力学の分野で大きな発見がありそうでワクワクしますよね。

ゼロ・ポイント・フィールドが解き明かすもの

筆者は、ゼロ・ポイント・フィールドが本当に存在し、私たちがそこへアクセス可能だと仮定するならば、これまで迷信として扱われてきたことも解明できるようになるのではないかと考えているそうです。

例えば、虫の知らせのような予感、未来予知、デジャヴ、前世の記憶、生まれ変わり、シンクロニシティなどです。さらに言えば、神や仏、天と呼ばれてきたものもこのゼロ・ポイント・フィールドがその正体ではないかとも考えているそうです。なかなか踏み込んだ仮説ですし、これは各々の宗教観にも触れるところなので私自身は多くを語ることは避けますが、これ自体は非常に面白い発想ですよね。もしかしたらブッダやキリストが見た世界を私たちも体験できる未来も近いかもしれません。

まとめ

ということで、今回は量子力学の世界から見た不思議な話をしてみました。この話が数十年後、常識となっていたら驚きですね。今後の科学の動きや発見が楽しみで仕方ありません。

もしこちらを読んで「もっと読みたい!」と思った方は、ぜひ書籍を読んでみてくださいね。

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それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事がどなたかの興味を惹けば嬉しいです。

それではまた次の記事でお会いしましょう〜。


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