ウェブの記事においてリード文はとても重要なのですが、あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか?
また、どう書けば効果的なのかわからない人も多いと思います。
リード文とは、記事の冒頭部分。導入文とも言います。タイトルと本文の間にある文章のことですね。今あなたが読んでいるこの文章のことです。ウェブの記事では、冒頭で読み手の興味をがっちりつかむことが大事です。
今回はポイントをご紹介します。ぜひあなたの記事に役立ててください。
目次
リード文の重要性と役割【ユーザーの気持ちをグッとつかもう】
リード文は、記事の本文に入る前の導入文のこと。
「導入文だから、文章の前書きでしょ?」
と軽視しがちなのですが、ウェブの記事における導入文は、ユーザーがその記事を読むかどうかを決める場所でもあります。
ウェブサイトは多くの場合、スマホの縦スクロールで見ますよね?
紙面のように一面広げて見るものではないため、後半の文章を読んでもらうためには、冒頭を必ず通過します。
そのため、リード文にで読み手の心をグッと掴む必要があるのです。
どんなに後半に重要なメッセージが書かれていたとしても、序盤で離脱されてしまったら、その文章は読まれません。非常にもったいないですよね。
では、どのようなリード文を書くべきなのでしょうか?
読み手の気持ちを掴むリード文は、じつはとても簡単です。
リード文でおさえたいポイントはこちらの3つ。
- 読み手に共感・問いかけ
- 課題の解決方法(記事の内容)
- 読み手の未来を描く
こちらの3つをおさえておくと、記事の魅力を読み手に正確に伝えることができ、気持ちを掴むことができます。
リード文の書き方<めちゃくちゃ簡単な3つのコツ>
リード文で読み手の気持ちを掴むのは、じつはとても簡単です。以下の3つのポイントを押さえるだけです。

- 読み手に共感・問いかけ
- 課題の解決方法(記事の内容)
- 読み手の未来を描く
この3つを満たすように書くだけで、読み手の興味関心を引くことができます。
それぞれ詳しくご説明しますね。
読み手に共感・問いかけ
1つ目は、「読み手への共感と問いかけ」です。
リード文では、読者の悩みに共感することがすごく大事です。こちらの記事でいうと、
ウェブの記事においてリード文はとても重要なのですが、あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか?
また、どう書けば効果的なのか、わからない人も多いと思います。
こちらの部分です。
なぜ「共感」が1番大事かというと、話を聞く態勢をつくってもらえるからです。
例えば、あなたが何かに悩んでいて、解決策を求めているときに「あなたは今こんな風に悩んでいませんか?」と言われたら「自分のことをわかってくれている!」と、耳を傾けると思いませんか?
このように「共感と問いかけ」は、相手に一気に「その記事を読むモード」に入ってもらえる秘訣なのです。
共感は、読み手に聞き耳をもってもらうための入り口ということ。
うまく使ってみてくださいね。
課題の解決方法(記事の内容)
読み手の悩みに共感したら、「この記事を読む事でその悩みを解決できる」ことを伝えましょう。
リード文では
- この記事を読めば悩みを解決できること
- その解決方法とは
この2点を伝えるように意識してみてください。
例えば、こちらの記事でいうと
記事が読まれるようになるリード文のポイントをご紹介します。たった3つのポイントを満たすだけです。
この部分です。
どんな具体的な解決策があるのか、まとまった情報であることも伝えてください。
読み手の未来を描く
最後のポイントは、読み手に「悩みを解決した、その先の未来をみせること」です。
今悩んでいる読み手に対して、共感し、解決策を提示し、これを実行するとどうなるのかの未来を描きます。
こちらの記事でいうと
冒頭で読み手の心をつかむことができれば、記事の滞在時間を伸ばすことも可能でしょう。
この部分です。
「その先の未来をみせる・描いてもらう」ことで、「やってみよう」と思ってもらうこと、実際に行動を促すことを目的としています。
ライティングの目的は常に「相手に行動してもらうこと」にあります。リード文では、記事を読んでもらえるように行動を促す一言を入れましょう。
リード文のポイントはたったのこれだけです。とても簡単なので、すぐに実践できるかと思います。
リード文(導入文)の簡単テンプレート
ここまでの内容をまとめます。あなたの記事で、リード文を作るときに使ってみてください。
- 読み手の心境は?共感して問いかけてください
- 課題解決方法(記事内容)を紹介してください
- この記事を読むと読み手はどうなりますか?未来を描いてください
リード文を書くときにぜひお試しください。
リード文で読み手の気持ちをグッとつかもう
リード文の重要性と気をつけるべき3つのポイントをご紹介しました。
- 読み手に共感・問いかけ
- 課題の解決方法(記事の内容)
- 読み手の未来を描く
この3つの点を意識するだけで、グッと引きのあるリード文をつくれます。ぜひ、読み手をグイグイ引き込んでください!
文章術より話術を学ぼう
ちなみに、ここでご紹介した方法はたくさんのテクニックを私なりにアレンジしたものとなります。代表的な基本的なテンプレートがいくつかあるので、それに当てはめるだけで誰でも十分効果的なリード文を書けます。
例えばSDS法。サマリー、ディテール、サマリーの頭文字をとったものです。
- Summary = 全体の概要
- Details = 詳細の説明
- Summary = 再度全体のまとめ
伝えたいことの全体感を説明した後、「具体的には」「例えば」などで詳細に繋げます。その後再び、全体を改めて説明するという方法。サンドイッチですね。
これらは文章術というより話術の書籍で勉強するとよくて、「1分で話せ」は45万部売れたベストセラーなのですが、人に伝える仕事をしている人は全員参考になると思います。気になる人は書籍のリンクを貼っておくので、もしよければ詳細を見てみてください。
ちなみに、こちらの書籍は千円ちょっとで購入できますが、アマゾンのオーディブルという音声で朗読してくれるサービスを使えば無料で聞けます。料理をしながら、筋トレをしながら、運転をしながらなど、あなたの耳の空き時間を活用してみてくださいね。
こちらもリンクを貼っておくので、気になる人は詳細を見てみてください。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。