住宅ローンを早く返済したいアッパーマス層へ、繰上げ返済をおすすめしない理由を解説します

みなさんこんにちは!

こちらの記事は「資産3000万円を持つ世帯、かつ住宅ローン持ち」の人に向けて書いています。

アッパーマス層とは純金融資産が3000万円を超える世帯のことを指しますが、住宅ローンがあるとアッパーマス層を名乗れる人はごく僅かとなります。

理由は、住宅ローンという負債を考慮すると、純金融資産は3000万円を下回ることがほとんどだからです。これを知ると、

「ああああ、この住宅ローン早く返済してしまいたい!!!」

と、こんなふうに思う方も多いかと思いますが、その決断はあまりおすすめできません。今回は、早く住宅ローンを返済したくてウズウズしている人に向けて、もっと良いやり方がありますよ!ということをお伝えしようと思います。

それではさっそく参りましょう!

アッパーマス層の定義についておさらい

こちらを訪れる方にはもはや説明不要かとは思いますが、念の為アッパーマス層という言葉についておさらいしておきましょう。

アッパーマス層というのは、もともと野村総合研究所(NRI)が定義したものです。世帯を保有資産ごとに線引きし、純金融資産が5億円以上の世帯を超富裕層、1億円以上の世帯を富裕層、5000万円以上の世帯を準富裕層、3000万円以上の世帯をアッパーマス層、それ以下の世帯をマス層と定義しています。

最近、投資やFIREなどがブームになっていることもあり、この定義が一般的になってきましたよね。

ここで見落とされがちなのが、基準となるのが純金融資産であるということです。

純金融資産とは、預貯金、株式、投資信託などの合計のことです。

この純金融資産から負債を引いた額を指標として用いるので、たとえ貯金等が2000万円あったとしても住宅ローンが3000万円あれば、保有資産は0となりマス層としてカウントされるわけです。

その辺りのことはこちらの記事で書いたので、もしよければ読んでみてください。

住宅ローンを早く返したいですか?

住宅ローンは、ただでさえ借金であり負債なので、早く返したいと思う人も多いかと思います。

特にこちらの記事をご覧の方のように、それなりに金融資産をお持ちの方ならそう思うのも無理はありません。保有資産は3000万円を超えるのに、住宅ローンがあるためにマス層になるなんて、がっかりしちゃいますよね。

そのため、繰上げ返済を検討している方、あるいはすでに繰上げ返済をしようとしている方もいらっしゃることと思います。

しかしながら、2022年現在においてはその決断はあまりおすすめできません。

住宅ローンはこのままステイが英断

住宅ローンの繰上げ返済については、色々な意見がありますが、現在はこのままステイが英断であると思います。その理由を3点にまとめてご紹介します。

今なら低金利の優遇を受けられる

もし、今住宅ローンの金利が2%を超えるのであれば、すぐにでも借り換えを検討するか、もしくは繰上げ返済も検討の余地があります。

しかしながら、ここ数年以内に住宅ローンを組んだ人であれば、そこまでの高金利の人は少ないはず。

おそらく1%程度ではないでしょうか。

ここまで住宅ローンの金利が低いのは、マイナス金利の政策が行われている今だからこそです。この低金利がいつまで続くかは分からないので、低金利のうちはその恩恵を受けるべきです。

キャッシュを手元に置いておける

2つ目の理由は、キャッシュを手元に置いておけることです。

金融資産のうち、株式や投資信託のようにキャッシュにするために手間や時間がかかるものとは違い、いつでも引き出せる・動かせるお金は非常に便利です。

こうしたキャッシュがあれば、もしものとき(事故や病気、解雇など)に備えられます。また、この余力としてのお金があることで、無駄な保険に入らずに済みます。

手元に数百万円あり、それを返済に回したいと思うかもしれませんが、そうしたお金は手元に置いておくのが賢い選択と言えます。

キャッシュを運用に回せる

住宅ローンの金利が年1%、投資で運用できる利回りが年5%である場合、手元にはその差額分のお金が残ります。それなら、無理にローン返済するよりも投資に回した方が良いですよね。

このように、投資ができる人なら手元のお金は運用したほうが得です。

この考え方は不動産投資の本を読んでいくうちに学びました。不動産投資家というのは、銀行から借り入れたお金を、返済金利<運用利回りにすることで利益を得ています。

この考え方は住宅ローンを持っている私たちについても当てはめることができます。

つまり、運用利回りが返済金利を上回れば良いわけです。

返済に回してしまうと、投資にまわせるお金は極端に少なくなってしまいます。焦らず、じっくり投資していくことが懸命です。

注意点:金利の動向はチェックしておこう

最後に、1つ注意点があるのですが、これまで紹介してきた内容は今の低金利が前提となっています。

そのため、金利の動向は常にチェックしておく必要があります。

政府の動き、銀行の動きなどを情報収集し、もし金利が上昇しそうであれば、その際は繰上げ返済も検討すべきかと思います。

短期間のうちに極端に金利が上昇することは考えにくいですが、まめに情報を仕入れて損はありません。思い出したタイミングで、先程ご紹介したようなツールを使って金利をチェックしてみるのも良いと思います。もし借り換えが良い選択肢となるなら、そのときは検討してみてください。

まとめ

ということで、今回は住宅ローンについてご紹介しました。

最近、投資について興味を持つ人が増えているようなので、これを機に、家計の見直しや住宅ローンについて考えてみるのも良いですよね。

それぞれの目標があると思いますので、それに向けて一緒に頑張っていきましょう!

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。

また次の記事でお会いしましょう〜。

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