SEOに必要なのは相手に合わせて書き分けられるライティング力

こんにちは里佳です。突然ですがみなさんはSEOに必要なスキルってなんだと思いますか?

私は最近自分の経験や知識を棚卸ししていまして、「SEOって結局、相手に応じて書き分けられるライティング力が1番大事なのかも」という結論に至りました。

ということで今回はそんな話です。

SEOに必要なのは相手に合わせて書き分けられるライティング力

「SEO」というとテクニカルな話になりがちですが、私はライターなのでその立場から「ライターにとってのSEO」を考えてみたところ、重要なのは相手に合わせて書き分けられるライティング力なのではないかな?と思い至りました。

なぜ、こういう結論に至ったのかというと、私は既存記事をリライトさせていただくことが多いのですが、記事に載っている情報自体には何も変わりがないのに書き方、文章を書き換えただけで、クリック率や滞在時間、コンバージョン率が向上するからです。

記事の中身はなんにも変わっていないのに、少しタイトルを変えたり、本文を変えたりするだけで、よく読まれるようになるんです。

だから「文章によって読まれる率が高まる」という確証を得ました。じゃあ、私がどんなことをしているのか?と言えば、ただ「相手に合わせた文章を書いている」だけなんです。

人は読みたいもの・必要としているものを読む

まず大前提として、人は「読みたいもの・必要としているもの」しか読みません。当たり前ですよね。

SNSしかり、ネットニュースしかり、みんな自分が見たいもの、必要としているものを見ています。

特にウェブに関しては、テレビなどの受動的なものと違い、能動的に情報を求めています。「いかに自分に関係あることか」を基準にして、多くの人は膨大な情報を取捨選択しています。

誰もが興味がないことは読まないですし、知りたいことを常に求めて検索しています。だから、そもそも相手が必要としている情報を載せることは必要なのですが、競合サイトをみてみると、どれもとても充実した情報量があるんです。

でも、クリック率に差が出てきてしまう。その差はなんなの?と考えたとき、ここからが重要で、人が「自分の興味のあること・知りたいこと」をどのようにキャッチしているのかがポイントなんです。

<カクテルパーティー効果>自分に関係あるワードが引っかかる

「カクテルパーティ効果」というものを聞いたことがあるでしょうか?wikipediaから引用してみますね。

カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。この機能は音源の位置、音源毎に異なる声の基本周波数の差があることによって達成されると考えられる。つまり、このような音源位置の差や基本周波数の差をなくした状態で、複数の人の音声を呈示すると、聞き取りは非常に難しくなる。

引用:wikipedia

居酒屋などのざわざわとした場所でも、自分の興味のある言葉は自然に耳に入ってくるというものです。

人の聴覚に関することなのですが、これって視覚についても同じことが言えるのではないでしょうか。

多くの人は、欲しい情報があるときにウェブサーフィンをしていて「自分に関係がありそうなこと・興味があること」に目を止めると思います。それはほとんど無意識で行いますよね。街を歩いていても、自然に看板に目がいくと思います。これは興味のあることに関する「テキスト」に自然に吸い寄せられているんです。

つまり人は、カクテルパーティ効果のようにテキストにおいても「自分が興味のあること、自分が関係していること」が引っかかるようにできているんだと思います。

であれば、クエリを検索する人が引っかかりやすいワードをタイトルや文章に入れていくと読まれやすくなりますよね。

検索する人それぞれに受け入れやすい文章がある

もう1つのポイントとして、人にはそれぞれ受け入れやすい言い方があるという点があります。

みなさんも思い当たると思いますが、自分ならこんな風に言われたいという願望は誰もが持っているんですよね。そして好みの言い回しは人により変わります。

例えば、こんな言い回しです。

  1. 必ず〜してください。
  2. 〜していきましょうね。
  3. ねぇみんな!〜しようよ!

自分は怠けがちだと自覚があり、誰かにグッと背中を押してもらいたいという人なら、1のように指示型の言い回しがいいという場合もありますし、一緒に並走しながらそっと寄り添って欲しいという人なら、2のような柔らかいニュアンスを好むでしょう。また、堅苦しいことは苦手でフランクな関係がいいという人なら、3のような気軽な雰囲気が好きだと思います。

このように、人によって好みの言い回しは異なるんですよね。みなさんはどんな言い回しが好きですか?

また分野によっても好まれる言い回しは変わります。例えば、保険や金融関連であればより信頼できる人の意見が聞きたいという希望からきちんとした少し堅苦しいくらいの表現の方が信頼性が高まります。一方で、コスメやママ向けの商品についてのサイトであれば、親しみやすく共感しやすい表現の方が読まれやすいでしょう。

もしママ向けのサイトで堅苦しくとっつきにくい文体にしてしまうと、居心地の悪さを感じさせてしまうかもしれません。

ライターの役割はクエリを打ち込む人を想像し、それに応じて書き分けること

どんな情報を載せるのか、どんなツールを搭載するのか、どんなサイト設計をするのか、などはマーケターやエンジニアの専門分野になりますよね。

有能な人が揃っている中で、じゃあライターはどんなことができるのか?と言えば、きちんとクエリに応じて、相手に合わせた文章を書き分けることなんだと思います。

“SEO”というと、どうしてもテクニックに走りがちですが、実際に画面の向こうには人がいるんですよね。情報を知りたい人が画面の向こうにいて、いかにその「人」を想像し、その人に届く言葉で必要としている情報を伝えられるかが大事なんだよな、と私は思い至りました。

SEOというと技術的なハード面が強く意識されがちですが、人に共感する、人の気持ちを汲み取るといったソフト面もすごく大事でそこにライターの役割や価値があると思っています。

ということで、ライターのみなさま、一緒に価値を届けられるように頑張りましょう。

今回の記事が誰かの役にたてば幸いです。

それでは、今日もお疲れ様でした。











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