しないことをリストを作成してみよう。フリーランスの判断基準公開

皆さんは「やりたいことリスト」を知っているでしょうか?

私自身は5年ほど前から、「やりたいことリスト」を記しています。何か思いついたら追加しており、今は123項目になりました。

この「やりたいことリスト」の中には、じつは「やらないこと」も含まれています。これが仕事をする上での指針になるので非常におすすめです。

「しないこと」を整理したことで、仕事がしやすくなったと思いますし、取捨選択が容易になりました。フリーランスの方、 個人事業としてやっている方には特におすすめです。

今回は、私のしないことリストを公開しながら、詳細をご紹介します。参考になれば嬉しいです。

しないことリストを作るメリット

フリーランスになると、 自分の価値基準でいろいろなことを決めなければいけません。

何でもかんでも仕事を受けると、だんだん精神的にも体力的にもしんどくなってしまいます。仕事をする上での価値基準が必要なのです。

私自身もそれで失敗した経験があり、そのとき「これではいけないな」と痛感しました。

そこでつけ始めたのが「やらないことリスト」です。

やりたいことを書くよりも、やらないことを決めておくほうが重要で、このリストがあることで仕事の判別がしやすくなります。

私がやらない、しないと決めていること

私自身がやらないと決めていることは以下の通りです。

  • やりたくないことをしない
  • 無理をしない
  • 我慢をしない
  • 見栄をはらない
  • 議論をしない

ちょっと抽象的になってしまうんですが、それぞれできるだけ具体例を用いて解説してみたいなと思います。

やりたくないことをしない

まずは「やりたくないことをしない」です。個人的にはこれが一番重要かなと思います。

これを決めておかないと、少し微妙だなと思うような仕事でも引き受けてしまうからです。

やりたくないことを渋々やってしまうと、どうしても精神的に疲弊してしまうので、「やりたくないなと思ったらやらない」という選択肢をきちんと持っていることが大事です。

実際断ったとしても、そこまで相手との関係に支障は出ないですし、「正直に言ってもらった方がいい」という人もいるので、相手との関係性を見ながら、難しそうな案件は断る勇気を持ってみてください。

報酬ハードルという方法もあり

ちなみに、仕事を断るために報酬ハードル(仕事の報酬として相場の2倍から3倍を提示すること)を設定するという方法もあります。

こうして報酬でハードルを引いておくと、多くの場合「そこまで高いんだったら」と先方から断ってくれるんですよね。

なかなか断りづらいときは、こうするとこちらからお断りする際の精神的な負担が少なくて楽なので、ぜひやってみてください。

無理をしない

次に「無理をしない」です。

私自身かつては、とにかく仕事を詰め込んでいた時期がありました。睡眠時間もあんまり取れず、夫とすれ違うことも多く、家事などやらなければいけないことに追われてかなり疲弊しました。

そしてついに、一週間ぐらいダウンしてしまって、仕事に支障が出るわ、関係先に迷惑がかかるわと、悲惨でしたね。

それからは、「無理をしない」ことをかなり意識するようになりました。

具体的には自分が思っているよりも早め早めに休むようにしたり、睡眠時間が短いときは、たっぷり時間をとって寝るようにしたり、リフレッシュできてないなと思ったら仕事を抱えていてもその日を休日にしてしまうなど、臨機応変に対応しています。

フリーランスにとっては良好なコンディションを保つことがもっとも大事で、その環境づくりにも責任があります。無理をしがちな人はしっかり休みましょう。

退屈なことは我慢しない

次に「退屈なことは我慢をしない」です。

皆さんは面白くない映画でも最後まで見た経験はありますか?

「退屈だなぁ」と感じても、「でもチケット買っちゃったし」と思ってしまい、もったいないから見てしまうことってあると思うんです。私も以前はよくありました。

ただ、あるとき退屈さを我慢している時間って無駄だなと気づきまして、今は退屈だなぁと思ったら切り上げるようにしています。すでに払ってしまったお金や時間がもったいなく感じたときは「これ以上時間を費やすことの方が無駄」と自分に言い聞かせています。自分の時間を有意義に使いましょう。

見栄をはらない

次は「見栄を張らない」ということです。

見栄を張らないと決めてしまうと、結構楽なんですね。 

以前は、人からすごいと思われたいという欲があって、見栄っ張りな行動や言動がよくありました。

しかし、他人に対して見栄を張っていいことなんてない、もうそういうのはやめよう、とある時期から思うようになりました。

結局、上には上がいるし、1億円の資産を持ってる人だって10億円の資産を持ってる人に比べたら自分は貧乏だなあと感じるわけで、そう考えるとキリがないですよね。

見栄をはったとしても、将来の自分にとってプラスになることはそんなにないと気づいてしまいました。

それだったら、見栄を張ることをやめた分、もっと実のあることをしたほうがいいと思うようになり、今は考えを改めています。

議論をしない

最後に「議論をしない」ということです。

私自身は議論がめちゃめちゃ好きで、「AかB どちらがいいと思いますか」とか、「この意見にあなたは反対ですか賛成ですか」、という感じで議論をぶつけ合うことに、すごく興味を惹かれていました。

だけど最近になって、世の中に二択ってないなと思うようになってきて、「じゃあここで議論することの意味とは」というところに気づいてしまったというか…。

脳科学的にも、人は楽をする傾向があり、答えがない複雑な問いよりも2択のようにわかりやすくシンプルな問いを好むのだそうです。

議論自体にはあまり意味がなく、多くの場合、議論すること自体が一つのエンターテイメントですよね。

だから2択の議論を見ると、今でも興味を惹かれてしまうんですが、ぐっとこらえて自分の資産になるようなことに時間を使った方がいいと考えるようになりました。そのほうが生産的な時間の使い方になるかなと思っています。

しないことをリストを整理してみよう

5年前からコツコツと記入している「しないことリスト」の一部をご紹介しました。

やりたいことリストも大事なんですけど、自分の価値観をはっきりさせるという目的であればしないことリストの方が有効かなと思います。

やりたいことがぼやけてる人でも、やりたくないことなら明確になると思うので、是非こちらをご覧の皆さんもしないことリストを作って、仕事の取捨選択に活かしていってもらえたらなと思います。

それでは今回も最後までご覧頂きありがとうございました。この記事がどなたかの役に立ったら嬉しいです。