cis本『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』から私たちに応用できる”ただ1つのこと”

cis本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」

amazonノンフィクションカテゴリでベストセラー1位をとり、にわかに話題となっている『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』という本をご存知でしょうか?著者は投資家のcisさん。

読了したので、資産230億円を築いた人の頭の中をのぞき、私たちに応用できることはないかをご紹介します。

株をやっている人は(そうでない人にも)、学べるところが多い本ではないかと思います。

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cis本『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』について

この本は、投資家のcis(しす)さんという方が書いています。2ちゃんねるで書き込みもされていたようなので、すでにご存知の人も多いかもしれません。「あの」cisさんが本を出しました。

あらためてご紹介すると、2018年11月現在の資産は約230億円。デイトレーダーを専業としている日本有数のトッププレイヤーです。

基本的にはメディアへの露出はしない方針をとっており、もちろん本を書いたこともなかったのですが、今回は知人からの依頼ということで筆をとったそうです。

『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』は、本の題名そのまま、cisさんが230億という資産を築くまでの投資哲学が、これでもかというくらいに詰め込まれています。

数秒で5億円の損失を出したとか、一瞬の判断で6億円の利益を出したとか、庶民の自分からはとても想像できないくらいのスケールで、淡々と語られています。

ひとえには信じられない話ですが、正真正銘、本当のことなんだから面白いですよね。

私自身一応株は持っているものの、特に運用しているわけではありません。こちらの本では専門的な話も多く、投資に直接役に立ったという感覚はありません。ただ、真似しようとしても、絶対にできない部分、少しなら真似できる部分がわかっただけ、この本を購入したかいがありました。

まずは投資哲学についてみていきましょう。

cisさんのシンプルな投資哲学「上がったら買う、下がったら売る」

なにせ、230億円もの資産を築いた男の人です。

「いったい、どんなテクニカルな投資哲学で株を運用しているんだ!!!」

と気になりますよね。

著書では、ある哲学を徹底して解説されていました。

それは「上がったら買う。下がったら売る」というものです。

へ?と拍子抜けしてしまいそうになりますが、cisさんの話はいたってシンプル。散々株で負けて株で勝った人が、行き着いたのがこのシンプルな法則だったのです。

基本的に、デイトレーダーなので板(取引情報が一目で見れる画面)の動きをずっと見ることができます。動きの良さそうな株に目をつけ、上がったらすぐに買い、下がったら売る、これを繰り返しているだけだと言います。

「結局、次の瞬間に株がどうなるかなんて誰にもわからない」

「結局、次の瞬間に株がどうなるかなんて誰にもわからない」とcisさんは言います。うーん、と唸ってしまいそうな金言です。

株を一度でもやったことがある人ならわかると思うのですが、

買った株が急に上がったとします。すると、「このままどんどん上がるのではないか?」と期待をもつ。そのまま持っていたら、キュッと下がり始めた。ここで「あれ、下がってきたぞ。いやでも、待て待て。さっきのようにまた上がるかもしれない!」とまた期待をもつ。しかしその間にズルズルと株は下がり続け、買った時よりもかなり下がった値段になってしまった。

こうして、株で損をしてしまいます。経験がある人もいるかもしれません。

頭ではわかっているけれど、どうしても「もっと上がるかも!」と欲が出るし、「これ以上は下がらないはず」と楽観視してしまいがちです。

cisさんは、この考えにメスを入れます。抜粋しますね。

上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。

「今は上がっているけど、いずれ反転するはず」という風に思いがちだけれど、そう考えるのは「いずれバランスが取れるはず」というイメージに当てはめようとしているだけのこと。「永遠に上がり続ける株なんてないからいずれ下がるはず」と勝手に考え、いつ反転するかという予想を立ててしまう。

たしかなのは、今上がっているという事実。どこまで上がるかなんて誰にもわかるわけがない。

勝手な予想はしないで、上がっているうちは持っておくのが基本。

つまり、

  1. 上がっている株なら買って持っておく
  2. 下がり始めたら売る
  3. 下がっている株は買わない

これだけです。

これが、毎日相場に向かい続けた男の人の哲学です。

実際、相場の動きは複雑で、全世界の人の欲望や不安、期待が入り乱れ、かつ世界情勢も絡んで、一瞬先でさえ誰にも予想できないですよね。

「今は下がっているけど、また上がるのでは?」「今は上がっているけど、また下がるのでは?」と私たちが予想したところで、意味がない、ということです。

「押し目買い」は悪手

押し目買いとは、上がってきた株が下がってきたところで買う株の手法です。

上昇トレンドに乗った株を、少し下がったところで買うことで、大きく売却益を得るというものです。

実際に、押し目買いを得意とするトレーダーさんもいて、一概に悪い手だとは言えません。

ですが、cisさんは「押し目買いは悪手」だと一刀両断します。「やってはいけない買い方のひとつ」とのこと。

たしかに、これは先ほどのcisさんの哲学に反しますよね。「今、上がっているのか、下がっているのか」しか指標となるものはないからです。押し目買いは今後も上がり続けるだろうという期待があるからこそできる手法です。

本から抜粋します。

「少し下がったところで買う」とか「割安なタイミングで買いたい」とか考えるのは、そもそも発想として間違っている。

上がっている株がまだまだ上がりそうであれば、そのタイミングで買うのが基本。

だいぶ上がったあとに「買い時を逃してしまったのではないか?」と考えるのは、いずれバランスが取れるという発想にもとづく。

どこまで上がるかは誰にもわからない。

「遅すぎたかも?」などとは思わず、まだ上がっているならこれからも上がると考えて買えばいい。

下がり始めたら売って、そのときはじめて「遅すぎたかも?」という不安が当たっていたのかどうかの答えが出る。どこで反転するかは誰にもわからない。

そのタイミングや値段を予想するのは、勝手な予想を当てはめているだけ。

相場のことは相場に聞くしかない。

これがcisさんの考えです。

なんとも、徹底していますよね。

結局、先のことは誰にもわからない。もちろん自分にも予想することは不可能だとcisさんは言っているのです。

今この瞬間、その株が上がっているのか、下がっているのかを判断基準にするだけ。

それに従えば、230億円とは言わないまでもそこそこの売却益を得ることができるのかもしれません。

私たちに応用できる哲学「運ではなく目の前の現実がすべて」

cisさんは、株について一貫してこのような哲学を持っているように感じました。

「運ではなく目の前の現実がすべて」

というものです。

「相場のことは相場に聞くしかない」という一文にも表れていますよね。ギャンブルにおいて先のことは誰にもわからないと達観しています。

このことをより表現している文章を、本から一部抜粋します。

たとえば『新麻雀放浪記』という小説では、主人公の若者が麻雀で大勝したときにアパートが火事になり、その部屋にいた婚約者が大ケガをする。そんな風に人生はバランスが取れていくものなので圧倒的な勝ち越しはない、勝負でも仕事でも何かがうまくいったときはむしろ用心すべき、と阿佐田哲也は言っている。

人生論として聞けば、なるほどと頷ける。

けれども勝負哲学としては意味がない。

バランス型の発想であるため、どちらかといえば有害ですらある。

(中略)

人生論を否定する気はないけれど、勝負の中にこの類の人生論を当てはめて考えるのはやめておいたほうがいい。

運や流れという発想はロジックを優先する思考の妨げになる。

私たちはなんとなく「最近良いことが続いたから、何か悪いことが起きそう」「こんな悪いことが起きたのだから、きっと良いことが起きるはず」と考えてしまいがちです。

cisさんは、このような考えを「バランス型の発想」と呼びます。そして株を含むギャンブルの場では、一切この考えは通用しないと断言します。

株の売買には必要なのは、目の前の株が、上がったら買う、下がったら売る、ただこれだけのことだと言います。

私たちも株の取引をするときは

  • ギャンブルに運の話は持ち込まないように
  • 目の前の現実がすべて

という考え方で向き合うのが良いのかもしれません。

 

ということで、cis本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」から、私たちに応用できることを抜粋してみました。

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