お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 要約&感想4

今回は、橘玲著の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の要約、感想をご紹介します。

長くなったので4つにわけました。記事①②③はこちら。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 要約&感想1

2021年1月7日

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 要約&感想2

2021年1月8日

①では、お金持ちになるための方程式、②では資産運用の新常識と持ち家の話、③は生命保険についてを要約しました。

最後の4では、会社員と税金、マイクロ法人、未来の働き方、最後に私自身の感想をまとめていきたいと思います。

パート2 マイクロ法人

このパートで書かれているのは、主に税金と、その対策方法です。会社員に対して著者は非常に手厳しく、サラリーマンのことを「国家に惜しみなく奪われる人々」とまで揶揄しています。

会社員と税金

長くなるので、詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、ポイントは3点です。

  • 年金
  • 健康保険
  • 実質税負担

個人経営者と会社員を比較したとき、この3点どれもが会社員が不利になるような仕組みになっているのだと著者は指摘しています。

日本は世界でも有数の高齢化社会であり、人口減少も免れません。社会保障制度の崩壊は差し迫ったものがあります。

政府も当然、仕組みを変えて国民に税負担を求める改正案を講じるのですが、税知識や税法に明るい経営者よりも、給与から天引きされる会社員の方が反発が起きにくいという歪んだ構造があります。そのため、知らず知らずのうちに、会社員にとって不利になるルールになっている、ということです。

マイクロ法人の活用方法

現状、会社員は税制上非常に不利な立場に置かれています。これを打開するために、著者が推奨するのがマイクロ法人の活用です。

マイクロ法人とは、法人の形を取るものの、実態としては非常に小さな組織で、株式会社であっても社員は社長1人、もしくは同居する家族を従業員としているといった法人です。一人社長と言うこともあります。

マイクロ法人を活用するためのルール

では、マイクロ法人にすることのメリットはどんなものがあるのでしょうか?恩恵を受けるためのポイントは4つです。

  • 自分で給与を決定する
  • 家族を雇用する
  • 適正に経費計上する
  • 個人資産を法人名義で運用する

自分で会社を作ると、自分への給与を自分で決めることができます。また、家族を雇用することができます。そして、家で仕事をすればその経費を計上できます。

これらによって何が可能になるかというと、税金のコントロールです。会社員でも、個人事業主になればより自由度が高まりますし、法人にすればなおのことコントロールできる部分が大きくなります。

さらに、このようにして生み出した資産を、法人名義で運用することで資産はどんどん増えていきます。

あまり知られていませんが、個人の資産は法人に貸し付けることができます。どちらの自分の資産ですが、法人を持つことで、自分から自分へ資金の貸付ができるのです。ちょっと不思議ですよね。ちなみに逆に法人の資産を個人に貸し付けるのは、銀行や金融機関の心証が悪くなるのでやらない方が良いです。

法人に貸し付けた上で資産運用をすれば、個人で行うよりも数段自由度が高くなります。

具体的な説明はここでは省きますが、知っておくと非常に便利なので気になる方は本書を読んでみてください。マイクロ法人にまでしなくても、シンプルに会社員が副業をするだけでも非常にメリットがあるので、この機に挑戦してみると良いかもしれません。

パート3 働き方

さて、要約も終盤になってきました。全体の1割にも満たないのがこちらのパートです。ここまで精緻なデータやロジックを用いて書かれていた本書ですが、最後のパートは未来予測的な考察になっています。

文量は少ないものの、面白い考察だと思います。見ていきましょう。

クリエイティブクラスとマックジョブ

高度なテクノロジーに支えられた知識社会では、私たちの仕事は大きく3つに分けられます。クリエイター、スペシャリスト、マックジョブです。

マックジョブは誰でもできる代替可能な仕事です。こうした仕事の象徴がマクドナルドの店員で、厳密に定められたマニュアル通りに作業すれば、新人でも初日からベテランと同じハンバーガーを作ることができます。

スペシャリストは専門家のことで、医師や弁護士、公認会計士などを言いますが、国家資格を持っていなくても、何らかのビジネスに精通し、その知識や経験にふさわしい報酬を得ていればスペシャリストと見なせます。

クリエイターは、その名の通り、クリエイティブくなビジネスに携わっている人たちで、作家や音楽か、俳優や歌手、スポーツ選手などが含まれます。

知識社会では、この3つの働き方が主流となるだろうと著者は考察しています。

しかし、日本では長らく「サラリーマン」というどこにも属さない人材を育ててきました。多くの会社で、どこでも通用する一般的技能ではなく、その会社のみでしか通用しない「企業特殊技能」を学ばせているのです。

中年会社員の転職が困難だと言われる理由の1つは、日本の会社では他社では役に立たない企業特殊技能だけしか身につかないからです。日本のサラリーマンの人的資本は会社に依存しており、そのことに気づかない中高年にとって世の中はますます「残酷な世界」と化していきます。

残酷な世界で生きるには

これに対する著者の打開策は、人的資本を高めること、好きなことで働くこと、会社に依存せず市場から富を得ること、この3点です。

人的資本は、運用利回りをあげて、できるだけ長期で運用することで増やせると著者は言います。具体的には、資格取得やコミュニケーション力向上のセミナーを受けるなどで自身の能力を高めることができます。

また、人生100年時代と言われる今の世の中では、定年退職した後の老後が長すぎます。おそらく多くの人が国の社会保障では足らず、できるだけ長く働くことを求められるでしょう。長く働くためには、自分が好きなことで仕事をもらうしかないと著者は言います。確かに、イヤイヤやる仕事よりも好きなことの方が、ストレスなく自己充足のある稼ぎ方になるはずです。

また、現在会社に人的資本を依存している人であれば、すぐにでも市場から富を得ることが推奨されています。2020年現在、もはや副業はスタンダードになりつつありますが、もしかしたら今後は副業をしていない人の方が少数派になるのかもしれません。

感想とまとめ

「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方 知的人生設計のすすめ」を要約しました。4記事にわたってご紹介しましたが、どれも読み応えがあったかと思います。ぜひ本書を手にとって、さらに知識を深めてみてください。

個人的な本書の感想ですが、じつは私自身この本を5年前に読んだのですが、それ以来かなり影響を受けています。原著も新著も読みました。そして書いてあることをその通りに実践した結果、今のところ満足した生活を送れています。

この本の内容を実践していけば、あなたの生活も加速度的に豊かになっていくはずです。一緒に、豊かな暮らしを満喫していきましょう。

それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役にたてば嬉しいです。

今回紹介した書籍





 

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ABOUTこの記事をかいた人

都内在住、在宅フリーランス。国立大学経済学部卒業後、上場企業に就職。結婚、夫の転勤がきっかけで退職し、畑違いのウェブライティングを未経験から始める。現在は各種SEO記事の制作を請け負う。個人事業主5年、法人2期。自身のブログによる収入は累計100万円以上。保有資格に整理収納アドバイザー1級、メンタル心理アドバイザー。

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