フリーランスとして活動してすぐは時間が取れずに、あまり本を読めていなかったのですが、最近は少しゆとりも出てきて読むようになりました。
基本的にはKindleで読みたい本があったら、すぐにポチる生活を送っています。「そう言えばいくら使ってるんだろう?」と思い、会計帳簿の項目を確認したら、今年使った書籍代は9万円を超えていました。
本を買うこと自体は悪くないと思うのですが、最近は費用管理に気をつけていて積極的に図書館を使うようにしています。図書館のおかげで、だいぶ節約できていると思います。
また、以前は不便だと思っていた図書館という公共サービスが、じつはかなり優れていることがわかり、これは使わないともったいないなと感じました。
今回は、図書館の有効な使い方をご紹介します。
図書館を有効に使う方法
さっそく本題に入りますと、図書館を有効に使うためには、オンサインの検索サイトと予約機能を使います。
全国の図書館の蔵書検索ができる「カーリル」
「カーリル」というサイトは、検索窓にキーワードを打ち込むだけで全国の図書館の蔵書を検索できるサービスです。
本のタイトルや著者名で検索することができ、あらかじめ近隣の図書館を登録しておくと、そこに蔵書があるかないかを数秒で確認できます。ものすごく便利なサービスです。
最寄りの図書館はもちろん、隣の市区町村の図書館や勤務先の近くの図書館など、自分の生活圏内にある図書館はすべて登録しておくと、欲しい本が見つかる可能性が高くなります。
パソコンからでも確認できますが、アプリ版もあるので、私はこちらを使っています。Kindleのアプリとカーリルのアプリを横並びにしておき、サクサクとタブを切り分けて使う感じです。
カーリルで蔵書が確認できたら、各図書館のマイページへ飛ぶことができるので、そこで本を予約します。
予約機能
各図書館には、それぞれ本を予約できる機能があります。その図書館に蔵書がない場合でも、数日待てば同市区町村内の近隣の図書館から配送してくれます。こちらも、とても便利なサービスですよね。
事前に手配できたことがメールで届くので、そしたら最寄りの図書館に向かうだけで、お目当ての本を借りられます。
これなら、図書館に行ってみたけれど、借りたい本が見つからず、何も借りずに帰ってしまったということを避けられます。もちろん、予約した本を借りに行くついでに、何か良い本があれば借りてくれば良いので、時間のロスがかなり減りますよね。
カーリルとKindleの便利な使い方
カーリルを使うと、効率よく借りたい本を検索でき、節約につながります。
まずはKindleで「おすすめのタイトル」などから読みたい本がないかを探します。次に、気になる本があれば、サンプルで目次や冒頭を読んでみて続きを読みたいかどうかを判断します。
カーリルがなければ、ここですぐにポチっていたのですが、今は別タブでカーリルを開きます。
カーリルのアプリで気になっている本のタイトルを打ち込み、近隣の図書館に蔵書があるか、予約は可能かを確認します。
もし、蔵書があり、予約できそうだったら、そちらを予約します。蔵書がまったくない場合や、手元に来るまでにものすごく時間がかかりそうな場合はKindleで購入します。
このようにすると、非常に楽に、効率的に、読みたい本を読めますし、節約にもなります。
Kindleの弱点を克服
Kindleって電子書籍なのでかさばらないのはメリットなのですが、一方で紙の本のように中古品として売れないですよね。
Kindleで購入した本の中には、思っていたよりも中身が薄く、これなら売ってしまいたいと思った本もありました。でもできないので、買った後に満足を得られないこともしばしばあったんですよね。
本屋さんでなら、気になる目次だけを立ち読みすることも可能で、それが判断基準になっていたのですが、Kindleではそれができず、その点が少し不満でした。
でも、ご説明したようにカーリルをサブ的に使えば、読みたい本を無料で読めますし、「繰り返し読みたい」「ずっと手元に置いておきたい」「メモしながら読みたい」と思う本があれば、一回読んだ上で購入できます。このアプリは、もっと早めに活用しておくべきでした。
本好きな方はぜひ活用を
「カーリル」は、多読する方にはぜひおすすめです。Kindleと併用することで、ものすごく使い勝手がよくなると思います。読みたい本が常にあるという方は、ぜひ活用してみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が誰かの役に立てば嬉しいです。