SEO記事を執筆するときに大事なのが検索意図ですよね。よく聞くワードですが、「検索意図を読み取る」って具体的にどういうことなのでしょうか?
今回は、グーグルが公式で提案している検索意図の考え方についてご紹介します。
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目次
これまで使っていた考え方:検索意図の区分は3つ
これまで私は人に説明する際に、「検索意図の区分は3つあります」とご紹介していました。
- インフォメーショナルクエリ
- トランザクショナルクエリ
- ナビゲーショナルクエリ
こちらの3つです。
インフォメーショナルクエリは、情報に関するクエリ。
「◯◯とは」「◯◯ 使い方」のように何か知りたいことがあった場合に入力するクエリです。
トランザクショナルクエリは、取引に関するクエリ。
「◯◯ 資料請求」「◯◯ 購入」のようなクエリで、アフィリエイターさんたちが狙っていくワードです。
ナビゲーショナルクエリは、目的のサイトに関するクエリ。
「フェイスブック」「YouTube」のように、たどり着きたいサイトがある場合に入力するクエリです。
これらの3つで説明すると、非常にわかりやすくクエリを区別できるのでとても便利でした。
グーグルが提唱する検索意図の4つの区分「Know、Go、Do、Buy」
そして最近知ったのがグーグルが提唱している4つの区分方法。
- Know(知りたい)
- Do(したい)
- Go(いきたい)
- Buy(買いたい)
クエリはこの4つに分けられる、という話です。公式資料はこちら。
この4区分については、web担当者フォーラムさんの記事から知りました。
ユーザーの検索意図を狙うSEOの最新動向を住氏が解説! 売れるサイトにするための4つのポイントとは?
knowクエリとDoクエリが、インフォメーショナルクエリで一括りにされていたものです。このように区別するとより検索意図を理解しやすくなりますよね。
Goクエリというのは最近グーグルが力を入れているところかなと思います。近くのカフェを探したい、近くの病院に行きたい、というニーズに答えられるように検索結果が変わってきていますよね。
Buyクエリはトランザクショナルクエリと同義です。アフィリエイターさんたちが狙うクエリですね。
役になりきるとイメージしやすい?
SEOについて語るとき「ペルソナを設定しましょう」とよく言われます。ですがこれ、ちょっと難しく感じて敬遠されがちです。
そこで、クエリの区分それぞれに役に当てはめると、イメージしやすくなります。
例えば、こんな感じです。
buyクエリ…お店のスタッフさん
お店に来てくれたお客さんに対応するように記事を書くようにするとわかりやすいと思います。
knowクエリ…詳しい近所のお兄さん
専門家として書いちゃうと堅苦しくなるので、その情報に詳しい近所のお兄ちゃんくらいの目線がちょうどいいのかなと思っています。
doクエリ…ワークショップの先生
お客さんの進捗に合わせて丁寧にわかりやすく教えることが求められますよね。
goクエリ…観光案内所とかタクシーの運転手さん
目的地に行くだけでなく、そこで何ができるのか、いくらくらいが予算なのか、など地元の人だけが知るローカルな情報も知りたいと思うので、そういう情報を記事に盛り込むと親切ですよね。
こんな風に考えると、検索意図に応じて記事を書きやすくなるかな?と思いました。何をどんな風に伝えれば良いのか、提案すれば良いのか想像しやすいはずです。
SEOのアルゴリズムは日々進化しているけど、やっぱり本質は変わらない?
ただ、検索意図を深く掘り下げて相手の気持ちに沿って記事を書くことは変わらないな、とも思います。グーグルは日々いろんな改良を施してはいますが、それは「ユーザー体験をよくするため」に行うことなんですよね。
小手先のSEOテクニックを追いかけてアップデートに一喜一憂するより、読み手のために何ができるかを考えていくことが大事なんだろうなと思います。
ということで、SEOの検索意図についてご紹介しました。こちらを読んだ方の参考になれば嬉しいです。