会社に縛られず、好きな時間に好きな仕事で働ける
そんな自由な働き方ができるのが「フリーランス」ですよね。
ですが、その日常があまり見えない分、
「正直フリーランスってどうなの?」
と疑問に思っている方も多いと思います。
ということで、フリーランスとなって約1ヶ月がたったので、よかったことと悪かったことをまとめてみました。
- 好きな時間に寝て、起きられる
- 通勤ないので満員電車に乗らなくていい
- 朝ゆっくり朝食&洗濯できる
- ハイシーズンを避けられるので旅費が浮く
- 1日10時間も拘束されない
- 「働きたくないときは働かない」ができる
- 体が資本、体調崩すと仕事が進まずなにもできなくなる
- 書けないときのグズグズ感がすごい
- 誰とも会話しない日がある
- 場所代、カフェ代が地味にかさむ

目次
フリーランスになって1ヶ月が経ちました
先日晴れてフリーのウェブライター になりました。
早くも1ヶ月が経ったので、振り返ってみたいと思います。
「フリーランスってどんな生活してるの?」
という人に向けて、フリーのウェブライター になるとどんな良いことや悪いことがあったのかをご紹介します。
フリーランスウェブライター のデメリット4つ
まずはデメリットから。
- 体が資本、体調崩すと仕事が進まずなにもできなくなる
- 書けないときのグズグズ感がすごい
- 誰とも会話しない日がある
- 場所代、カフェ代が地味にかさむ
フリーランスは良くも悪くもすごく自由なので、自己管理がけっこう大変でした。
体が資本、体調を崩すと仕事が進まずなにもできなくなる
数日ほど風邪をひいてしまい、どうにもならない期間がありました。
このときは、フリーランスは体が資本だなと痛感しました。
もちろん、風邪でダウンしていた間、案件はストップします。収入は0です。
幸い、納品の遅れはなかったのですが、余裕を持ったスケジューリングが大切だと思いました。
もともとそんなに体が頑丈な方ではなく、一層体調の管理をしなければ、と気を引き締める良い機会になりました。
書けないときのグズグズ感がすごい
ウェブライター のみなさんならわかってくれると思うんですが、書けないときってほんっとーーーに!書けないですよね?
もう、うんともすんともいかなくて、パソコンの前でグダグダするものの手が動かず、しまいにはスマートフォンを触り出す始末…。
フリーランスは自由なんですが、一方で誰にも何も言われないので自己管理がものすごく大変。
周りの子に
「家で仕事するとだらけちゃうなぁ。自分で管理して、仕事できる気がしない!」
と言われるのですが、ここは本当にフリーが向いてる・向いてないが分かれるところだと思いました。
書けないときは、いったんパソコンを閉じて
- 走りに行く
- カフェに行く
- コワーキングスペースに行く
- 温泉に行く
など、色々と試行錯誤した1ヶ月でした。特に温泉に行くのはおすすめです。
︎︎︎︎誰とも会話しない日がある
在宅でウェブライター をやっていると、誰とも会話しない日があります。
もともと私はインドアで一人が好きなんですが、それでも誰とも会話しない日が続くと「これで本当に大丈夫なのだろうか?(震)」という気になってきます。
一人は寂しい、孤独を感じてしまう、という人は、フリーランスには向いていないと思いました。
︎場所代、カフェ代がかさむ
現在コワーキングスペースを契約しています。それにプラスして、気分を変えたいときはカフェに行きます。
となると、作業代が地味に積み重なっていきます。
カフェ代は、1回あたり数百円〜千円程度なのですが、やはり何度も行っていると結構な額に…。
ここについては「経費だと割り切った方が良いのかなぁ?」と思っていますが、どうなんでしょう。
コワーキングスペースについては継続するか考え中ですね。
フリーランスの経理はデメリット??
よく聞かれることなんですが、
「フリーランスの経理はぜんぶ自分でやらないといけないから大変そう、デメリットなのでは…??」
という話題です。
会社員だと、年末調整で会社がぜんぶやってくれますよね。会社員からすると、確定申告ってたぶんブラックボックスなんだと思います。
でも、実際にはそこまで負担にはなりません。
確定申告は1日もあれば終わります。
オンラインの会計ツールを使っていて、クレジットや口座と連携しているんです。
クレジットカードで支払いをすると、オンライン上の会計帳簿に勝手に登録されるので、それを確認して「OK」とボタンを押すだけ。
これで、貸借対照表も損益計算書も確定申告書も作成できます。
私が使っているのはこちらの会計ソフトです。


フリーランスウェブライター のメリット6つ
次にメリットをご紹介しますね。
- 好きな時間に寝て、起きられる
- 通勤ないので満員電車に乗らなくていい
- 朝ゆっくり朝食&洗濯できる
- ハイシーズンを避けられるので旅費が浮く
- 1日10時間も拘束されない
- 「働きたくないときは働かない」ができる
私としては、フリーになったことのメリットの方が大きく、その良さをたっぷり享受した1ヶ月でした。
好きな時間に寝て、起きられる
やっぱり1番はこれですね。
「好きな時間に寝て、起きられる」です。
在宅フリーランスの場合、オンライン上でやりとりが完結するので、仕事で外に出ることがありません。待ち合わせや打ち合わせがないので、ぜんぶ自分の自由な時間になるんですよね。
会社員時代は9時までに出勤だったので、朝6時半に起床していました。
慣れればいいのですが、やっぱり人間なので「もうちょっと寝かせて…」と思うことも結構ありました。
雨だったり、寒かったり、大雪だったりすると「布団から出たくない」と思う日も。
それが今はだいたい8時に起きる生活。
クライアントの活動時間がおおよそ9時〜10時ごろからなので、それまでにパソコンを開いて仕事ができる状態にすればOKという環境です。ほんとにありがたい。
朝ゆっくり朝食をとり、洗濯できる
会社に勤務しているとき、かなりギリギリに起床していました。
私の場合はお弁当とタンブラーを持って出かけていたので、その支度もあり、けっこうバタバタに…。
また私たち夫婦は、食器洗いを旦那さんが、洗濯物を私が担当することになっていて、できるなら朝洗濯したいところなんですが、そこまでする時間がなく(早起きすればいいことなんですが…)夜干しすることがほとんどでした。
帰宅後ご飯を作ってお風呂に入って、ちょっと作業して…としていると洗濯ができない日なんかもあって、数日溜め込んでしまい、色々とダメダメでした。
世の中のバリキャリさんたちは、さらに子育てもしていると考えたら、もうスーパーマンだとしか思えないですね。
そんなこんなな社員時代でしたが、今はゆっくり朝食をとってゆっくり洗濯できています。
9時ごろに執筆の途中で洗濯を回すこともありますし、ほとんど洗濯物を溜め込むことはなくなりました。
アイロンがけも気が付いたときにやればいいので問題なしです。煮込み料理をやりながらウェブライティングができるのもいいところです。
夫婦共働きの場合はどちらかに余裕があるだけで全然違いますね。
とくに転勤族だと、慣れない土地に慣れない仕事に、となるので、共働きだとどちらも余裕がなくなってしまいがちです。そうすると、ふたりともがしんどくなっていきます。
フリーになったことで、今はすごく穏やかな日々を過ごせています。
通勤がないので満員電車に乗らなくていい
東京で企業勤務をしていたときに1番辛かったのが満員電車でした。
ぎゅうぎゅうに押し込まれる車内。
おじさんのフガフガという息遣いが耳元でして、女性の香水の匂いと中年男性の体臭が混ざり合った気分の悪い匂いが充満して、どこかのサラリーマンは満員の車内で朝ごはんを食べ始める…。
そんなカオスな状態に朝から30分間閉じ込められるんですよね。
今思い出しても、なかなかの苦行だったなと思います。
東京に昔から住んでいる人はこれが普通でしょうし、乗り方もわかっていることでしょう。自分なりの過ごし方とか気にしない方法とかも身につけていると思うんです。
ですが、慣れない田舎者にとって毎日の満員電車は本当に苦痛でした。
フリーとなった今電車はほとんど乗りません。極力自転車かバスを使います。
電車に乗るとしても満員電車は避けます。
満員電車に乗らないという選択肢があることがフリーになって感じる最大のメリットかもしれません。
ハイシーズンを避けられるので旅費が浮く
今回ゴールデンウィークのちょっと前に長期で旅行に行ったのですが、ゴールデンウィークに行った場合よりも3分の1ほどの旅費で行くことができました。
新幹線はそこまで変わりませんが、飛行機代はハイシーズンとオフシーズンで天と地ほどの差があります。
フリーのウェブライター は場所を選ばずに仕事ができるので、旅行前までにあらかたお仕事を終わらせておいて、旅行中もし緊急対応が入ったら応じるということができます。
このメリットはフリーになってみて実感できたものでした。土日祝休みの会社員だと旅費は高くつくし、平日休みの会社員だとそもそも連休が取りづらいですよね。
休みを満喫するにはフリーランスが1番メリットがあるなと感じました。
1日10時間も拘束されない
会社勤めするとなると、みなさん通勤に1時間ほどかけているのではないでしょうか?
私の場合は片道1時間〜1時間半ほどかかっていました。8時間勤務に通勤が往復2時間なので1日に10時間は会社に拘束されるわけです。
24時間のうち10時間が仕事、朝1時間が身支度、夜2時間で食事とお風呂と家事、8時間が睡眠とすると、残りは3時間。
これを計算したときに愕然としたんですが、自分の自由な時間は平日3時間しかないんです。1日は24時間もあるのに!
もし残業をしたり電車が遅延したりしたらほとんど、自分の自由な時間なんて残らない!
「いや、寝すぎ!」「通勤時間も有効に使いなよ!」ということを言われるのは重々承知ですが、自分の体調を考えたときやっぱり十分な睡眠時間は外せないし、満員電車の中でできることだって限られますよね。
フリーになった今、24時間はすべて自分の自由に使えます。
いつ何をしても大丈夫。「ちょっと疲れたから一休みしよう」とベッドにゴロンと横になることも可能です。
納期をきちんと守っていれば、1日何時間働いてもOK。8時間ぐっすりと寝てもあまりある自由時間が与えられています。
誰にも拘束されないというのがこんなにも解放された気分になるものかと痛感しました。
スケジュールを自分で組める
スケジュールを自分で組めるというのは、本当に大きなポイントで、つまり納期に余裕があれば気分次第で「今日はおやすみ」とすることも可能ということです。
もちろん緊急の案件はすぐに対応しますが、そうではなく納期までまだ余裕があるようであれば、唐突におやすみにして、自分の好きに時間を使うことができるんです。
誰にでも「今日は働きたくない…!」という日があると思います。会社勤めのときは「そんなこと言っても会社に行けば仕事が山積みなんだから」と自分に言い聞かせて出社していたんですが、今は自由です。
ただこれは諸刃の剣であるとも言えて、今のところはいいリフレッシュになっているものの自制が効かなくなると危険ですよね。気を引き締めていきたいところです。
フリーランスのウェブライター で居続けるために収入を確保し続けたい!
以上、ウェブライター がフリーになって1ヶ月たった今感じるメリットとデメリットをまとめてみました。
現状この働き方は自分にすごく合っていてできればこのままフリーで働いていきたいなと思います。少なくとももうあの満員電車には乗りたくない…!
それが可能になるためにはフリーとしてきちんと収入源を確保していくことが大事ですよね。ありがたいことに、初月収入は30万円となり、まずはホッとしています。
ちゃんと継続していきたいので、今後も精進したいと思います!
追記:その後の生活について書きました▼