この記事は、貯金したいのにうまくいかない!という人のために書きました。
貯金上手と苦手な人は、何が違うのでしょうか?
今回は、貯金ができない人の特徴と、貯金ができる人の特徴、そして貯金できるようになるにはどうしたらいいのか、という点をご紹介したいと思います。
それでは、さっそくいきましょう。
目次
貯金できない人の特徴
貯金できない人はどんな特徴があるのかを解説していきますね。これに当てはまる人は、貯金が苦手な人が多いと思います。
- 自分の支出を把握していない
- 収入−支出が赤字になる
- 積み立てた貯金を取り崩す
それぞれ詳しく解説します。
自分の支出を把握していない
まずは、支出を把握していないという点です。
細かく1円単位で把握する必要はないのですが、ざっくりと自分が月に必要な支出を把握していると貯金をする上で強みになります。
なかなか貯まらないという人は、自分が想定している以上にお金を使ってしまっている可能性があります。
例えば、月に3万円くらい?と思っていた人が、実際に計算して見ると5万円だったというようなことがあります。まずは正確な数字を出すことが大事です。
そして月いくらあれば、満足して生活できるのかを一度計算してみてくださいね。
収入−支出が赤字になる
支出を把握するのと同時に、収入を把握することも大事です。
貯金が苦手な人は、自分の収入をいまいち把握できていない可能性があります。
「月給なら知ってるよ!」とおっしゃる方もいると思いますが、ボーナスや臨時収入などの手取りも正確でしょうか?例えばこんな経験はありませんか?
来月がボーナス支給日だから、「自分へのご褒美に」と前から欲しかったブランドバッグをクレジットカードで購入。引き落とし日には間に合うから大丈夫でしょう!と思っていたけど、支給日になると見積もった金額よりも少なくて赤字に…。仕方なくリボ払いで返済中。
ボーナス時期はちょっと奮発して買い物したくなりますが、支給額の見積もりを誤ると赤字になってしまいます。さらに例のようにリボ払いを始めてしまうとどんどん生活が苦しくなります。
万が一にも、このような事態にならないように収入と支出は正確に把握する必要があります。
積み立てた貯金を臨時で取り崩す
貯金に励んでいてもなかなかうまくいかない人の特徴として、臨時出金をしてしまうという点があります。
月にまとまった金額を貯めていても、急な慶弔行事やお祝い、固定資産税や自動車税などの税金徴収など、年単位で支出が必要になることがあります。
年間の支出を予算に入れておかないと、積み立てたお金をすぐに取り崩すことになります。
そして、一旦取り崩してしまうと、貯金の心理的なハードルが下がります。家族のレジャー代や、ご褒美代などで、事あるごとに「仕方ないか」「これは取り崩してもいいよね」とズルズルと続いてしまいます。
貯金できるようになるには?
では、貯金が苦手な人が貯金上手になるにはどうすればいいのでしょうか?
先取り貯金するとか、家計簿をつけるとか、アプリを使うとか、貯金をするためのテクニックはいくつもあるのですが、そうしたノウハウはあらゆる方が発信しているので、ちょっと別角度でご紹介します。
私自身は貯金上手になるコツはたった1つに集約できると思っています。それは「本当に心が喜ぶことだけにお金を使うこと」です。
ただ、こんな風に言われてもちょっとピンときませんよね。詳しく解説します。
どういうことか?
ここで皆さんに質問です。こんな経験はありませんか?
- なんとなく断れず飲み会に参加したけど楽しくなかった
- 知人の付き添いでセミナーに参加したけど人脈作りには活かせなかった
- 人数合わせで声をかけられた合コンだけど時間を無駄にした感じがする
支出をうまくコントロールできないのは、自分が好きだと思うことを絞れていないからです。自分が本当に楽しいと思えること、喜ぶことにお金を使えるようになると自然と貯金ができるようになります。
あれもこれも自分にとっては大切だし、必要だと思うかもしれませんが、心が本当に喜ぶことなんてそんなに多くありません。自分の感性が見えていないか、麻痺している状態だと思います。
取捨選択ができない状態ではなかなか支出を下げることができません。
自分の感覚を磨こう
まずは、自分が喜べないことにお金を使うことをやめましょう。
あの人に悪いからとか、付き合いで仕方なくというケースをどんどん無くしていくのがコツです。
最初は自分の心が喜ぶことなんてわからないと思います。しかし、嫌なこと、乗り気でないことを区別していくことで、彫刻をほるように自分の感性の輪郭が見えてきます。
自分の感性を磨き、それに従ってお金を使うようにすれば、無駄な支出はどんどん減っていきます。不本意な支出をなくすことができ、貯金もみるみる貯まっていきます。自然と貯蓄体質になっていきますよ。
まとめ
自分の軸に沿って生きると、人生はかなりイージーになります。私たちは、自分で思っている以上に周りの言動や広告に刷り込まれています。自分が「買いたい」「食べたい」「体験したい」と思っているそれは、本当に自分本来の欲求なのかを見つめて見ると良いと思います。
そして、直感に従って取捨選択をしましょう。最初は勇気が要りますが、乗り越えると本当に楽しく豊かな生活が待っています。一緒に貯金体質になっていきましょう。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。
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