夫婦の家計は妻が握っている、という家庭は多いと思いますが、私たち夫婦は、夫が家計を管理しています。理由としては、私自身がかなり大雑把で家計管理が苦手なのに対して、夫はキッチリと計算する性格だからです。
実際に、毎月のお金の出入りをすべて1円単位でエクセルにつけ、キャッシュフロー管理や予算管理、臨時金の積立なんかをやってくれています。そして月末に報告してくれます。笑
私から見てもかなり上手くやりくりしているので、今回は、そんな夫に食費をおさえるコツについて聞いてみました。
月の食費をおさえるコツ
りか「今の家計の食費って1万5千円だよね?」
夫「うん。外食費は別だけど。1年半くらいはずっとこの予算でやってる。」
りか「けっこう低めの予算だと思うんだけど、予算内におさめるコツってある?」
夫「基本的に自炊すること。調味料を揃えて、調理キットは買わないこと。業務用などの大容量のものを買うことがコツだと思う。」
りか「確かに、合わせ調味料って便利だけど、今はほとんど買ってないよね。
家にある調味料っていうと、砂糖、塩、醤油、酒、みりん、生姜、にんにく、お酢、ソース、コショウ、唐辛子、和風顆粒だし、コンソメ、鶏ガラスープの素、豆板醤、コチュジャン、ラー油、七味、山椒、マヨネーズ、ケチャップ。あとは、サラダ油、ごま油、オリーブオイルとか。
特別なものはないように思うけど、これでけっこう色々なメニューが作れるよね。」
夫「そう。合わせ調味料は1回使ったら終わりだけど、調味料は何ヶ月も持つでしょ?食費をおさえるなら、合わせ調味料やキットは買わないのが1番。」
調味料から作れるメニュー
りか「じつは自分で簡単に作れるメニューってある?」
夫「何だろう。麻婆豆腐とか?」
りか「あぁ、確かに。麻婆豆腐って今までずっと麻婆豆腐の素を買ってたけど、じつは簡単に作れるよね。」
夫「あとは鍋スープとかも買ってないよね。パスタソースとか、海鮮丼のたれとかタレ系も作れるし、ゴーヤーチャンプルーも家にある調味料で作ってるよね。」
りか「思い返すとけっこうあるね。しかも美味しい。笑」
夫「ドレッシングも作れるようになりましたって会社の人に言ったら驚いてた。笑
でも全然大した手間じゃないよ。業務用の調味料とかを揃えておけば、だいたいなんでも作れちゃうから。
今はレシピサイトが充実してるし、たくさんアップされてるから、まずは調べてみるといいと思う。」
りか「ユーチューブで検索するのも良いよね。」
夫「もしレシピに書いてある調味料が足りなくても、問題なく美味しい料理ができちゃうもんだよ。
それに、そのうち経験値がたまってくると、調味料の掛け合わせで味が想像できるようになる。そうなってくると、もう合わせ調味料とか、調理キットとか、本当に要らなくなるよ。」
時間の節約について考える
りか「とはいえ、やっぱり忙しいときは買っちゃうかも。」
夫「もちろんそれぞれ事情があるから否定するわけじゃないけど、調理キットで節約できる時間って、10分くらいだと思う。
忙しいとは言っても、料理って30分もあれば作れちゃうから。調味料から作ることって、やってみればわかるけどそんなに時間かからないよ。
調味料の素を買いに行ったりとか、その手間とかを考えるとじつはそこまで得じゃないと思う。」
ものぐさコストを下げる
夫「あと食品メーカーは、手間にビジネスチャンスを見出してることは知っておくと良いと思う。」
りか「手間?」
夫「多くの人がめんどくさいなぁ、って思うことを解決することがビジネスになるってこと。
自分で作ろうと思えば意外と作れちゃうのに、合わせ調味料を買うということは、メーカーの売り上げに貢献しているということ。これだといつまでも料理の感覚が身につかないし、調味料をどう合わせると、どんな味になるのかを想像できないから、また合わせ調味料を買う、というループに入っちゃう。」
りか「ちょっとめんどくさくても、まずは作ってみて、手軽さを実感することが大事ってことだね。」
夫「そう。例えば、麻婆豆腐の素とかのパッケージって裏面に原材料が書いてるでしょ。保存料とか香り付け以外はほとんど手に入るものばかりだよ。一回見てみるといいかも。」
まず予算を決めることが大事
夫「月に4万円かかっている家庭は、まず2万円でやりくりしようって決めることが大事。」
りか「先に予算を決めちゃうのね。」
夫「たまに、国産にこだわって肉や野菜を買うために食費が高いという家計があるけど、そのこだわりにはあまり共感できないんだよね。だって、レストランとかで使われている食材って外国産も多いから。笑
ほとんどの外食チェーンは、セントラルキッチンで大量に作られて運ばれてくるし、安く提供しようと思ったら外国産の食材を使わざる得ない。
実際、高級レストランとか以外で、お手軽価格で食べられるもののほとんどは外国産を使ってる。
家の食卓で国産の良いお肉を使っていても、外食に行ったら外国産の食材を口に入れることになるよね。」
りか「本末転倒になってしまうということ?」
夫「そう。あと、自炊が楽しくなってくると、あえてレストランで外食する必要がなくなる。」
りか「確かに、家で二人で料理作ってる方が楽しいときもあるよね。楽しむことが大事なのかも。」
まとめ
対談形式でやりくりの仕方をご紹介しました。ちなみに、夫はお小遣いも自分で決めています。家計管理を丸ごとお願いしているので、上手くやりくりすればするほど、お小遣いにも反映できるという仕組みです。
前は私が家計管理していましたが、キャパオーバーになってしまったし、夫のお小遣いも少なかったのですが、今はお小遣いも増えてイキイキしています。笑
適材適所という言葉もありますが、家計管理を夫に担当してもらうというのもアリかもしれません。
今回も最後までご覧くださりありがとうございました。こちらの記事が誰かの参考になれば嬉しいです。
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