お金の支出の管理方法として、投資、消費、浪費の3区分に分ける方法があります。
お金に関して知識のある人であれば、聞いたことがある話かもしれません。
しかし、この投資と消費と浪費、違いがよくわからないと思いませんか?
今回はよく聞くけど実はよくわかっていない、投資、消費、浪費の違いについてご紹介します。
お金持ちの思考法を真似していきましょう。
投資とは
まず投資とは、資産となるものを買うことです。
資産は大きく分けて二つあり、これはお金を生むものと、時間を生むものに区別できます。
それぞれどういうことなのか見ていきましょう。
お金を生むもの
なぜお金を生むものというのは、主に配当利子や不動産の家賃収入のことです。株式のキャピタルゲイン なども 含まれると思います。
お金持ちの思考法としては、もしお金が貯まったら真っ先に「お金を生む資産」を買います。この「お金を生む資産」のことを、金の卵を産むニワトリという言い方をしたりします。
ポイントは、順番です。後述しますが、お金持ちの考え方としては自分が欲しいものは後回しです。
まっさきに資産を買うから、貯めた種銭が目減りせず、お金がどんどん増えることとなります。
時間を生むもの
次に時間を生むものを買うことも、投資だと言えます。
理由は浮いた時間を生産的活動に使えるからです。
時間を生むものとは例えば
- ルンバ
- ドラム式洗濯機などの家電
- 家事手伝い
- タクシー
などがあります。
これらの家電やサービスを利用することで空いた時間を何に使うかと言えば、情報をインプットしたり、業務の指示を出したり、などに使います。
こうして、資産が次々と生み出されるサイクルができていくわけですね。
ちなみに我が家にも、ルンバとドラム式洗濯機、食洗機がありますが、家事に費やす時間が大幅に減って、その時間をブログを書く時間や勉強に時間に当てることができています。
時間がなくて困っている方はぜひ購入を検討してみてくださいね。
お金持ちは買う順番が違う
先ほど少し紹介しましたが、お金持ちはモノを買うときの順番が違います。サイクルとしてはこちらの通り。
種銭を貯める→投資に回す→得た利益で欲しいものを買う
これまで数多くのマネー本を読んできましたが、これはほぼ全てのお金持ちに共通していた考えでした。
この点について、わたしは順番をかなり間違えてしまったので、この順序を守っていたらもう少し早く経済的に自由になったのかなーとぼんやり回想したりします。笑
だからこちらをご覧の方はぜひこの順序を意識しみてくださいね。
消費
次に商品についてですが、これは生命維持の必要最低限のものですね。
例えばトイレットペーパーや必要最低限の食器やキッチンツール、寝具、タオル、歯ブラシや歯磨き粉などの衛生用品もそうですね。
あとは食料品です。食べないと生きていけないので、最低限の支出がかかります。
これらは支出から完全に取り除くことはできません。しかし、費用をおさえることはできるので、ふるさと納税などを活用しながら予算を組んでいきましょう。
浪費
最後に浪費ですが、これは必要のないもの、つまり贅沢品のことですね。
例えば、キャバクラとかの飲み代とか、ビアサーバーなど趣味のものは贅沢品ですよね。
ただ、贅沢品を買うことでリフレッシュできるという人もいるので、「これは浪費ではなく投資だ!」と主張する方もいらっしゃいます。 個々人の価値観に左右されますよね。
大事なのは「気づかぬうちに浪費をしてないか」という点です。
例えば、お酒を飲みながら夜更かししているとき、たまたま目に入ったテレビショッピングで衝動的に買ってしまったマッサージチェアなどが、それに当たります。笑
自覚ある支出であれば問題ないのですが、いつの間にかかなり浪費をしてしまっていたとなれば見直し余地があると思います。予算を設定したり、予算内に収める工夫が必要となります。
浪費も人生には必要
生活する上で必要最低限のものしか持たないというミニマリストのような生き方もありますが、多くの人にとって、贅沢品は人生を豊かにしてくれるものだったりします。
だから、あまり倹約に励みすぎて浪費をまったくしないとなるとストレスがたまって、反動がくることもあります。
節約や倹約を成功させるコツは、自分に正直になることです。好きなことにお金を使って、微妙だと思うことには一切お金を使わない、そうしたメリハリがあなたを豊かにしてくれます。
適度に自分を満足させることが大事ですね。
資産だと誤解しがちなもの
最後に、資産だと思って買ってしまいがちなものについてもご紹介します。
これはズバリ、マイホームです。
お金持ち系のバイブルとも言われる「金持ち父さん貧乏父さん」で著者のロバート・キヨサキは、マイホームは負債だと断言しています。
資産とはポケットにお金をいれてくれるもの。マイホームはポケットからお金が出ていくものだから、負債だと。
この判断基準、面白くてわかりやすいですよね。
マイホームは不動産であるものの、自分が住んでいるうちは収入は生みませんよね。
贅沢品として割り切って買うなら別ですが、資産として購入するのはやめましょう。
まとめ
投資と消費、浪費の違いをご紹介しました。
ここでの最終的なゴールは支出をクリアにすることです。
自分が何にお金を使っているのか、この区分を用いることでよくわかるようになります。
不明瞭な支出、不本意な支出を洗い出して、整理することで、どんどんお金は貯まっていきます。一緒に頑張りましょう。
それでは今回も最後までご覧頂きありがとうございました。この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。