貯金は意味ない?いくら必要?もっとも無難な選択肢とは

こちらをご覧の皆さんは、「貯金なんて意味ない」「貯金は死に金」「貯金なんてせず、借金してでも自己投資しろ」といった意見を聞いたことがないでしょうか?

著名なインフルエンサーとか、ビジネス系youtuberなどが、こういった意見を声高に伝えているような気がします。

この意見について最初にはっきりさせておくと、私自身は鵜呑みにしなくてよかったと思っています。

そこで今回は、貯金に関する疑問について、過去の自分に対して伝えるならどうするかな?という視点で、まとめてみたいと思います。参考になれば嬉しいです。それではいきましょう。

貯金はいくら必要なの?

まず最初に、貯金はいくら必要なのか?という疑問。これについては、様々な人が様々な観点から、様々なことを言っています。

実業家、プロの投資家、はたまたFPなど、どの人も言っていることが異なり、迷いますよね。

正解はもちろん人それぞれだと思いますが、私は金融のプロとして有名な山崎元さんの説を実践しています。著書の1つである「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」は、私も数年前に拝読し、考え方に非常に影響を受けました。

これから金融を勉強する方にもおすすめできる本なので、まだ読んだことがない方はぜひ手にとって読んでみてください。

話を戻します。貯金はいくら必要なのか?という疑問に対する答えとしては、目標は生活費6ヶ月分です。これだけあれば、ひとまず借金することなく生活を立て直すことができるだろう、という理由からです。

ちなみに、FIREを達成したグラント・サバティエ氏も、資産がない人はまず貯金を6ヶ月分貯めなさいと言っています。このくらいあれば、ひとまずOKラインとしていいのかなと思います。

貯金なんて意味ない!という意見について

一方、世の中には貯金反対派の人もいます。「貯金なんて意味ない」「貯金せずにどんどん自己投資しろ」「お金は使わないと増えない」などなど、インパクトのある言葉に興味を引かれた人も多いはず。

確かに、自己投資が必要というのは理解できますよね。自分自身のスキルや知識を高めることで年収を増やすことができれば、払ったお金が何倍にもなって返ってくるわけなので、それは最高の投資と言えます。

橘玲さんも、著書「幸福の資本論」の中で、自己資本が非常に重要であることはおっしゃっていました。

こちらも面白い本なので、もしよければぜひ読んでみてください。

自己投資のリターンが大きいとなると、「貯金としてお金を寝かしておくのは、ちょっともったいないかも」という気持ちにもなってきます。

ただ、やはり手元のお金が0になるのは賛成できません。

マズイのは借金すること

普通の人が生きていく上でもっともマズイのは、手元のお金がなくなり借金をすることです。

お金を借りると、必ず利子が必要です。そして急場の借金は利子がとても高い。

具体的に言うと、住宅ローンとか銀行借入とかは1%〜3%程度と低い利子でお金を借りられます。しかし、借りるためには書類作成や審査が必要で、手元にお金を用意するまでに数週間かかります。しかも、全額借りられるかどうかもわかりません。

そのため急場をしのぐためのお金を借りようと思えば、審査が不要、もしくは簡単なカードローンなどになります。そしてこれらの利率はとても高いんですね。カードローンの金利上限は15%〜20%なので、金融機関はこの利率を目安に金利を設定します。

こんなに高金利の借金をしてしまったら、利息の返済だけで大変な状況になります。

だから、もし何かあったときのために、借金しなくていいくらいの貯金は手元に置いておく必要があります。

結論:最低限の貯金以外は投資に回そう

おすすめする方法は最低限の貯金を手元に残し、それ以外は投資へ回すこと。つまり、自分の生活費6ヶ月分は頑張って貯める。そして、6ヶ月分を超える分の貯金はどんどん投資に回そう、ということです。

投資は、自己投資でもいいし、金融投資でもいいと思っています。時間を味方につけて、得られる収入を最大化するという目的はどちらも一緒だからです。

どちらが良いか、という話ではなく、どちらがあなたに合っているかの方が大事です。人それぞれ興味関心の方向も違うし、なりたい姿や価値観も違うはずですよね。

自己投資した方が年収アップできると思う人、好きなことや得意なことがあり、それをどんどん伸ばしていきたい人、金融投資にまったく興味が持てない人は、絶対自己投資の方が良いと思います。

一方で、これから伸びそうな企業を見つけて投資するのが好きという人や、為替や株に興味があるという人、財務諸表をいくら読んでも飽きない、という人は投資が向いているかもしれません。

まとめ

ここまでをまとめます。

  • 貯金0のマズイ点は高金利の借金の可能性があること
  • 最低限必要な貯金は生活費6ヶ月分
  • それ以外のお金は投資へ回そう
  • 自己投資でも、金融投資でもOK

貯金せずに全額自己投資しろ!という意見は、わからなくはないけれど、やっぱりリスクが高すぎますし極端ですよね。

例えば、めちゃくちゃ人脈が広くて、貯金0で生活に困窮したとしても知人がいくらでもお金を貸してくれる、なんて人がいたら、もちろん貯金は不要だと思います。でも、そんな人かなり稀有ですよね。

私のような普通の人にとっては「貯金は意味ない!」とか「貯金せずに全額自己投資しろ!」という意見は劇薬なので、そこは慎重に判断してほしいなと切に願います。

それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。