夫の外貨建て貯蓄型保険をソッコーで解約した話

保険については、これまでにもたくさんお話してきましたが、今回は外貨建て貯蓄型保険を解約した話をご紹介します。

マネーリテラシーのある人達の間では悪名高い外貨建て貯蓄型保険ですが、うまく丸め込まれている方も多いと思うので、何か考えるきっかけにしていただければ嬉しいです。

それではいきましょう。

日本人の保険支払額

皆さんは、毎月保険にいくら支払っているでしょうか?

ある調査によると、日本人は1世帯あたり毎月3万円を保険に支払っているそうです。

正直、この数字を見ると、私自身は「高すぎる!」と思います。日本人は安全や安心を求める性質がありますし、保険が人気なのも理解できますが、多くの世帯で過剰になっている可能性があります。

外貨建て貯蓄型保険の加入が判明

結婚当初、夫婦のお金についてクリアにしたいと思い、お互いに情報を出し合いました。加入している保険、借り入れ状況、クレジットカードの支払い状況、貯蓄額などです。

それで判明したのですが、夫は社会人なりたての頃、知り合いの先輩に勧められて外貨建ての貯蓄型保険に加入していたんです。

あの悪名高い外貨建て保険です。「社会人なりたて」の何もわからない頃に、「保険会社に転職した先輩に勧誘されて」という点がなんとも…。

夫はすっかり先輩に丸め込まれていて、「仕組みはよくわからないけど、この保険すごくいいんだよ!」というスタンスでした。

夫のマネーリテラシーが低すぎた

当時の夫のマネーリテラシーレベルはおそらく0に近い状態で、外貨建て貯蓄型保険の他にも色々と問題がありました。

支出額を把握しておらず毎月赤字でしたし、口座の残高が足りずクレジットカードはリボ払い、奨学金の返済もあるのに、車はそこそこいい車種をローン購入していました。

挙げ句の果てに、赤字を副業で補填しようとして物販系のビジネスをやり始めたのですが売れず、在庫過多で、仕入額だけが赤字として膨らんでいってました。

こんな状態を立て直すべく、1から手をつけていったわけですが、そのうちの1つが外貨建て貯蓄型保険の解約でした。

貯蓄型保険が悪手である理由

貯蓄型保険は、基本的にある一定期間保険料を納めないと、満額償還できない仕組みになっています。払った金額を満額で受け取るためには、5年とか10年とか払い続けなければなりません。

さらに、10年15年払い続けてやっと103%などわずかな利率が乗っかった状態で返金されます。

この点が、貯蓄型保険が悪手であると言われる所以です。

「保険の役割もあり、さらにお金が増える投資の役割もあるなんて、一石二鳥!お得じゃない!」

と思われるかもしれませんが、実際のところは保険会社がかなりの手数料を持っていってます。

保険で考えると割高だし、投資で考えると手数料が高すぎる。これが貯蓄型保険の罠です。

保険は掛け捨てのシンプルなもので十分ですし、投資は投資で自己責任のもと戦略を立ててやらなくてはいけません。

外貨建て貯蓄型保険は苦情が相次いでいる

貯蓄型保険というだけでも、加入を見直す必要があるのに、夫の場合はさらに外貨建てでした。為替リスクや元本割れのリスクがあるにも関わらず、その責任を顧客に負わせる仕組みになっています。ほとんど投資信託と同じ商品なのに、その説明が十分になされないまま加入していました。

外貨建て保険については、苦情が相次いでおり、いよいよ金融庁が乗り出す事態になっています。

私も夫の契約内容を見せてもらいましたが、かなり複雑で一筋縄では理解することができません。おそらく営業トークでも良い面だけを見せて、ネガティブな面をしっかり説明していなかったのではないかと思います。これでは苦情が出るのも仕方ないなと感じますね。

ソッコー解約してもらいました

色々と問題の多い時期だったので、まずは外貨建て貯蓄型保険を解約してもらいました。満期償還ではないので、払いこんだ金額の半分も返ってきませんでしたが仕方ありません。

数十万戻ってきたので、そのお金でリボ払いを返済し、ひとまず黒字化を目指しました。それから、マネーリテラシーについて少しずつ勉強していき、今では株式投資で十分な結果が出ています。

まずは穴を塞ごう

お金の流れを考える上で、入ってくるお金も大事なのですが、出ていくお金も大事です。

今回ご紹介したように、気づかぬうちに自分のバケツに穴が空いていたという人はきっと多いことでしょう。穴が空いたバケツを抱えている状態では、いくら収入を増やしてもいつの間にか出ていくだけ。こうならないように、まずはどこに穴が空いているのかを点検し、そこを適切に塞ぐことが重要です。

穴を塞ぐことができれば、あとは自然とお金に恵まれるようになります。

それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。