NiziUの箱推しがデビュー曲Step and a stepのMVを考察してみた

  • 趣味

ここ数ヶ月、NiziU(ニジュー)にどっぷりはまっています。笑

きっかけは、youtubeで虹プロジェクトを見始めたこと。第1話を見てから数日で、すべての回を見終わってしまい、それからはほとんど毎日Youtubeで関連動画を見まくっています。メンバーそれぞれの努力や前向きな姿に心を打たれ(笑)、今に至ります。

そんなNiziuがデビュー曲「Step and a step」のMVを発表しました。各メンバーのストーリーが描かれていて、本当に感動的なMVに仕上がっていましたね。今回は、MVでどんな背景が描かれたのかを考察してみます。

Niziuとは?

まずは、そもそもNiziUって?というところからいきましょう。

TWICEや2PMなど韓国の有名アイドルグループを世に送り出した名プロデューサーJ.Y.Parkが、新たに世界的に活躍できるガールズグループをつくることを目的とし、2019年夏からオーディションを開催しました。

日本各地とアメリカで行われたオーディションには総勢1万人が応募し、その中から様々な課題をクリアした9名が選ばれ、NiziUが結成されました。この過程をまとめて配信したのがNizi Projectです。

Youtubeで見られるので、ぜひ見てみてください。その後の活躍は目を見張るものがあり、プレデビューとして配信したデジタルミニアルバム「Make you happy」の再生数が2020年11月現在、1億7千万回を超えるなど、一世を風靡しました。

デビュー曲「Step and a step」が配信されました

2020年11月25日深夜0時、待ちに待ったデビュー曲が配信されました。タイトルは「Step and a step」。メンバーが事前の宣伝活動の中で「歌詞のメッセージ性に注目して欲しい」と言っていた通り、非常に感動的なMVでした。NiziUが好きな人なら、きっと誰もがうるっときたのではないでしょうか。

J.Y.Parkがこの曲に込めたのは、「ありのままの君のままで、ゆっくりでもいいから一歩一歩進んでいこう」というメッセージでした。

というのも、NiziUが結成されるまでには、虹プロジェクトを通して、メンバーそれぞれが自分の課題に直面しながらも、それを乗り越えていったという背景があります。

MVではその様子が丁寧に描かれていました。本当に感動的でしたね。

キーワードは扉と足跡

MVを考察する上で、大事なキーワードが扉と足跡です。

扉はメンバーが輝ける場所(=デビューする場所)を、また足跡はその人が歩んできた道(=練習過程や迷いなど)を表していると考えられます。

そう読み解くと、MVの色々なところにメッセージが含まれていることがわかります。ここからは、メンバーそれぞれのストーリーについて考察してみようと思います。

マコ 

まずは、リーダーのマコ。虹プロジェクトのオーディションの中で、ずば抜けた実力を持っていたマコは、ほとんどの課題でトップの位置につきます。

訓練生として3年間もの下積みを送ったマコは、ダンスもボーカルもトップレベル。さらに、メンバーをまとめあげるリーダーとしての素質もあり、人柄も良し。まさに欠点が見つからないメンバーでした。

そんなマコはMVのなかで、たくさんの扉があるモノクロの部屋をひたすら駆ける様子が描かれます。扉はいくつもあるのに、あれでもないこれでもないとずっと迷っている様子です。

実力は申し分なく、たくさんの選択肢がありながらも、自分が輝ける場所をずっと探し続けたマコの姿を描いていると考えられます。最後は、モノクロに見えた扉が色を帯びていき、ここが自分の扉だと気づきます。そのときのマコの表情がとってもいいので、ぜひ注目して欲しいです。

リオ 

リオは8年にも渡って本格的にダンスのトレーニングを積んでおり、オーディションにおいてもメンバーから賞賛の声が上がるほどのダンスの実力者でした。しかし、ダンスの能力は優れているものの、なかなか日の目を見ることができないでいました。

虹プロジェクトの中では、J.Y.Parkから「ダンスは上手いけど、自分のために踊っている(アイドルになるのなら見ている人の心を奪う気持ちでやらないといけない)」と酷評されます。しかし、その後自分の課題に向き合い、ダンスだけでなく、表情や歌唱力もみるみる上げていきます。

MVは、リオが陸上競技場のレーンの中で一人座り込んでいるところから始まります。他のレーンは足跡があるのに対し、リオが座り込んでいる位置からは足跡が途絶えています。

他の人は順調に自分の道を進んでいるのに、一人置いていかれている状況を示しているのだと思われます。そのときの表情といったら、とても不安そうなんですよね。しかし、MVの最後には自ら足を進め、再び走り出し、無事に扉を開けるシーンが描かれます。一旦はくじけてしまったけれど、NiziUという扉を見つけた、ということですね。

マユカ 

虹プロジェクトでは、ダンスも歌もパッとせず、いつもギリギリでテストを通過していたマユカ。キューブをもらえなかったのに、諦めずひたむきに努力するマユカは、人柄で非常に高い評価を受けました。

課題曲ごとに、コロコロと雰囲気が変わるマユカはNiziUのカメレオンだと親しまれています。

MVの中では、森の中でさまよっている姿が描かれます。いくつもの鏡があり、自分の姿が映るものの、どれが自分なのかを探している様子です。

最終的にはマユカも扉を見つけるのですが、じつはこのときよく見るとマユカの扉だけカラフルに色が変わり続けます。これは、どんなシーンにもうまく染まるカメレオンのようなマユカを表現していると言われています。本当に演出が細かい、と言わざるを得ません。笑

アヤカ 

美しい美貌でオーディションの当初から注目されていたアヤカ。美貌やスター性は抜群だったものの、ダンスの実力や歌唱力は他のメンバーとかなり差があり、成長が見られないようなら落とすしかないと言われてしまいます。

ところが元来の負けん気で必死に練習し、短期間で驚くほどの急成長を遂げ、メンバー入りします。

アヤカのMVのパートでは、いくつもの時計に囲まれた通路を歩く姿が描かれます。時計の針はとても早く進んでおり、これは虹プロジェクトの中で時間がない中で成長することを求められたアヤカの状況を表したのではないかと言われています。最終的にアヤカも自分の扉を見つけ、そこに向かって走り出します。

リマ 

リマはモデルの母親、ラッパーの父親をもつサラブレッド。生まれながらにして多才なリマですが、自分のカラーが見つけられずもがいていました。しかし、J.Y.Parkに「君はすでに特別だから、ありのままでいるだけでいい」などと励まされ、徐々に自分のカラーを出せるようになります。

MVでは、カラフルな部屋に閉じ込められているリマが描かれます。たくさんの色はリマの才能を表しているのだと思います。カラフルな色の箱を手に取るものの、どれもしっくりきていない様子。しかし、何かに気づいたかのように赤の箱を手にし、それで自分の扉を作り上げます。

リマの場合、扉は遠くにあるのではなく、すぐそこにあり、自分の才能の中から作り出せた、という意味が込められていると思われます。

リク 

リクは空手の黒帯保持者。体幹や呼吸法がしっかりと身についており、指摘されたことをすぐに修正してくる学習能力も高い存在でした。持ち前の基礎力でダンスも歌もみるみる実力をつけていきます。課題の中で、遊び心がないことをJ.Y.Parkに指摘されますが、それすらも次の課題ではクリアし、J.Y.Parkを驚かせました。

MVでは、垂直のはしごを登る姿で表現されていました。はしごの下に座り込んでいたリクですが、意を決してはしごを登り始めます。順調にぐんぐん登ると雲の上に出て、すぐそこに扉がありました。黙々と順調に課題をクリアしていったリクの様子を表現したのだと思われます。

ニナ 

MVのニナのパートはこうです。暗がりをランプを持ち、彷徨うニナ。あちらこちらと彷徨いながら、遠くに扉を見つけます。しかし、自分がいる場所と扉をつなぐ道がありません。ニナは勇気を出して一歩踏み出しました。すると、なかったはずの道が現れ始めます。その道はまっすぐに扉へと続いていました。

虹プロジェクトの応募に気づくのが遅かったニナ。自分の住んでいる場所の近くではなく、遠くの開催地に応募し、無事に合格します。伸びやかなハイトーンボイスという才能を持ちながらも、それを活かす場所が見つからず、悩んでいたニナを表していると思われます。NiziUという扉を見つけ、道は繋がっていないように見えたけれど、勇気を出して一歩踏み出してみれば、その道は扉に直結していた、ということだと思います。

マヤ 

海の上の白いボートのようなものに乗るマヤ。この白いボートは、スター性評価のときに紙芝居で朗読した「みにくいアヒルの子」の話から白鳥をイメージしているのかなと思います。この話で白鳥はマヤを表現するアイコンになりましたよね。

そのボートにピンと背筋を伸ばして立ち、大きな望遠鏡をまっすぐに覗いています。

その見つめる先にいたのは、ミイヒでした。マヤを乗せたボートは、ミイヒのいる島に行き着き、二人は顔を合わせます。そのときのマヤの微笑みといったら、女神かと思うほどです。笑

ミイヒとマヤだけは、虹プロジェクトが終了し、プレデビューした後の姿を描いていると思われます。これは、プレデビューした後、ミイヒがデビューを目前にして体調不良となり、活動休止をせざるを得なかったため、急遽ストーリーを変更したのだと思います。

ミイヒ 

海の上に浮かぶ島に一人うずくまるミイヒ。ぬいぐるみなど可愛いものに囲まれた部屋で一人寂しそうな様子です。すぐそこに扉はあり、出ようと思えばすぐに出られるのに、自分からは出ようとしない姿が描かれます。

そこにマヤが現れ、ミイヒの手を取り、ミイヒの扉から二人が出てくる、という展開です。このシーンがすごく感動的なんですよね。活動休止しているのに、この圧倒的な主役感です。やはり生まれながらにしてアイドルになる運命なのかもしれませんね。

まとめ

NiziUのデビュー曲のMVのことを考察していきました。ちょっと熱く語りすぎましたかね。気づけは4000字を超えていましたが、ここまで読んでくれた方がいたらありがたいです。

もし何か気づいたこととか、ここはこう思う!というところがあればコメントしてくれると嬉しいです。それでは、長文にお付き合いくださってありがとうございました。